ダイハツ デカデカ発売日はウェイクとして実現

ダイハツが東京モーターショーで発表した「デカデカ」は、市販化の際に「ウェイク」として生まれ変わりました。軽自動車最大級の室内空間を誇るこのモデルは、いつ、どのような形で発売されたのでしょうか?

ダイハツ デカデカ発売日

📅 デカデカからウェイクへの変遷
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コンセプトカー発表

2013年東京モーターショーで「DECA DECA(デカデカ)」として初公開

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市販化決定

2014年9月29日に市販化が正式発表され、車名を「ウェイク」に変更

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正式発売

2014年11月10日に「ウェイク」として全国で販売開始

ダイハツ デカデカのコンセプトと発表時期

 

ダイハツが2013年の東京モーターショーで初めて披露した「DECA DECA(デカデカ)」は、軽自動の常識を覆す斬新なコンセプトカーでした。このモデルの最大の特徴は、全高1850mmという驚異的な高さで、同社の人気車種タントよりも約10cm高い設計となっていました。ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1850mm、ホイールベース2455mmで、全高以外の寸法はタントと同一という設計思想が採用されていました。​
デカデカ コンセプトの注目点は、左右両側に設定されたピラーレス構造と観音開きドアでした。リアハッチの開口部も非常に大きく、積載能力の高さを示していましたが、安全性の観点から市販化の際にこの両側観音開きドアが採用されるかは当初不明とされていました。このコンセプトカーは、ダイハツが得意とする「小さなクルマ」の可能性を広げるという理念を体現したモデルとして、多くの来場者の注目を集めました。​

ダイハツ ウェイクとしての発売日と市販化プロセス

デカデカは2014年9月29日に市販化が正式に発表され、車名が「ウェイク(WAKE)」に変更されることが明らかになりました。その後、2014年11月10日にダイハツ工業から正式に発表され、同日より全国で販売が開始されました。この発売日は、当初2014年10月とも報道されていましたが、最終的に11月10日に確定しました。
参考)ダイハツ 新型ウルトラスペース発売は来月11月10日です! …

ウェイクの市販化にあたっては、「ドデカクつかおう。」というキャッチフレーズが採用され、CMキャラクターには俳優の玉山鉄二さんと中島広稀さんが起用されました。グレード体系はNA車が「D」と「L」、ターボ車が「X」と「G」の計4グレードで構成され、ダイハツの予防安全機能「スマートアシスト(スマアシ)」搭載グレードも用意されました。価格帯は135万円から187万3800円で、2WDと4WDの両仕様が各グレードに設定されました。
参考)ダイハツ・ウェイク - Wikipedia

軽最大の室内空間「ウルトラスペース」の詳細についてはcar.watch.impress.co.jpの記事が参考になります

ダイハツ ウェイクの室内空間と特徴

ウェイクは「WAKUWAKU BOX」をデザインコンセプトに、多様性を感じる塊感のあるスタイリングを表現し、「軽自動車最大の室内空間」をアピールポイントとしています。具体的な室内寸法は、室内長2215mm、室内幅1345mm、室内高1455mmで、軽自動車トップクラスの数値を実現しました。この広々とした空間により、小さな部屋のような感覚さえ覚える居住性が確保されています。
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車高は全高1835mmに設定され、従来の軽自動車の常識を覆す数値となっています。乗降フロア高は365mmと低く設定されているため、家族の誰もが安全で楽に乗り降りできる設計となっています。リアシートは左右別々にスライドやリクライニングができ、後席でも乗員それぞれが自身の体格に合った姿勢でくつろげる点も魅力です。タントと比較すると、ウェイクの方が高さがあり、室内も若干広くなっているのが特徴です。
参考)ウェイクの内装はレジャーを楽しむための装備が充実!

ダイハツ ウェイクの荷室と積載性能

ウェイクの荷室は、レジャー用途を想定した設計が施されており、豊富なアレンジが可能です。荷室高は1140mmで、背の高い荷物も余裕で積載できる設計となっています。特に注目すべきは、荷室床下部分に装備された「大容量ラゲージアンダートランク」で、2WD車では約90L(容量)、アンダートランク高は320mm、4WD車では115mmの収納スペースが確保されています。
参考)ウェイクの内装の特徴は?広々スペースモデルの収納や荷室を解説…

このアンダートランクには「イージーケアフロア」が採用されており、防水素材で掃除がしやすく、水や泥で汚れても簡単に拭き取れる仕様になっています。デッキボードの裏に設置されている脚を立てることで、アンダートランクの高さを調節でき、背の高い植物などを収納したり、二段階収納を実現したりすることも可能です。リアシートは左右分割ロングスライドになっており、ラゲージ側からも240mmの調整幅の中でスライドできる機能も備えています。
参考)ウェイクは車中泊を最高に楽しめる軽自動車 - COBBY

ダイハツ ウェイクの車中泊とアウトドア対応力

ウェイクはアウトドアレジャーや車中泊を楽しみたいユーザーから高い支持を得ているモデルです。最大の魅力は、運転席・助手席から後席まで全席をフルフラットにアレンジできる点で、大人2人が並んで横になることができる広さを確保しています。フルフラットにすればロードバイクも余裕で積み込めるほどの広さになり、軽自動車でありながら大人が脚を伸ばして就寝することが可能です。
参考)ウェイクで車中泊を楽しむためのオススメ装備を徹底解説

助手席を倒すことでテーブルとして使用できる工夫も施されており、車中泊中に食事や飲み物を置く場所として活躍します。レジャーエディションには、シューズに付着した泥などを簡単に拭き取れるイージーケアフロアが装備されており、キャンプなどで靴が汚れても車内を清潔に保てる設計となっています。さらに、全車にスーパークリーンエアフィルターが装備されているため、車内空間をクリーンに保ち、快適な車中泊環境を実現できます。
参考)ウェイクは軽自動車での車中泊にぴったり!おすすめポイントと改…

ウェイクの車中泊での改造やカスタマイズ方法についてはgoo-net.comの専門記事が詳しく解説しています

ダイハツ ウェイクの燃費性能と維持費

ウェイクには停止前の減速時からエンジンを停止させて燃費向上に貢献する「エコアイドル」が全車に標準装備されており、生活の足として毎日安心して使用できる低燃費を実現しています。エンジンラインナップはNA(自然吸気)エンジンと最高出力64psを発揮するターボエンジンの2種類で、それぞれWLTCモードカタログ燃費が設定されています。
参考)ウェイクの燃費を徹底調査!ライバル車と比較すると?

具体的な燃費数値を見ると、NA車の「D」「L」グレードの2WD仕様で17.4km/L、4WD仕様で16.8km/Lとなっています。ターボエンジン搭載の「Gターボ」グレードでは、2WD仕様で16.9km/L、4WD仕様で16.1km/Lの燃費性能を発揮します。燃料タンク容量は36Lで、航続距離は約626.4kmとなっており、1000km走行時のガソリン代はレギュラーガソリンで約10,230円と試算されています。高い車高と広い室内空間を持つスーパーハイトワゴンでありながら、実用的な燃費性能を維持している点がウェイクの強みとなっています。
参考)ウェイクの燃費・年式型式別|中古車のガリバー

 

 


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