ウッディとバズを車に取り付けるには、まず専用の取り付けベースを用意する必要があります。市販のカーアクセサリーには、透明な取り付けベース付きのものが多く、バズの背中部分に固定具がついており、ウッディがぶら下がる構造になっています。取り付けベースは平面のボディに両面テープで貼り付けるタイプが一般的で、バズの全長約30cm、ウッディの全長約40cm、取り付けベース約7cmというサイズ感です。
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取り付け前の下地処理が成功の鍵を握ります。車のボディ表面をアルコールで脱脂し、手垢や油分をしっかり取り除くことで粘着力が大幅に向上します。アルコールがない場合は液体洗剤でも代用可能ですが、できる限りアルコールやシリコンオフなどの専用脱脂剤を使用することをおすすめします。
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両面テープの貼り付けには重要なコツがあります。まず両面テープの片側だけをボディに貼り付け、もう片方の剥離ライナーは貼り合わせる直前まで剥がさないことが重要です。埃が付着すると粘着力が低下するため、この手順を守ることで確実な固定が可能になります。また、位置決めのためには両面テープを少しだけ剥がして仮固定し、位置が決まってから完全に剥がして本固定する方法も効果的です。
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車外にアクセサリーを取り付ける際には、道路交通法第75条の10が適用されます。この法律では「自動車の運転者は、積載している物を転落させ、若しくは飛散させることを防止するための措置を講じなければならない」と定められており、取り付けたものが落下すると交通違反となる可能性があります。違反した場合は3か月以下の懲役、または5万円以下の罰金が科されます。
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取り付け位置には特に注意が必要です。ヘッドライトやリアコンビネーションランプ、ナンバープレートの読み取りを妨げる位置に取り付けると交通違反になる可能性が高くなります。カー用品店の担当者によると、「ランプ類の機能やナンバープレートの読み取りを妨げると、適切な位置につける必要がある」とのことです。
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ボディの規定内に収まる位置に取り付けることも重要な要件です。あまりにはみ出ていて危険と判断された場合、道路交通法や道路運送車両法の違反になる可能性があります。適切な位置と方法で取り付けていれば違反にはなりませんが、落下させた場合は自身や他人の運転に支障が出れば「安全運転義務違反」となり、落下物によって後続車が事故に巻き込まれた場合は賠償責任を負うことになります。
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実際にSNS上では「固定されているのはバズだけみたいで、クルマが揺れるとウッディが落ちそうでヒヤヒヤした」という声や、「道路上にウッディとバズが落ちていた」という報告もあり、取り付けの確実性が重要であることがわかります。
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取り付け後のメンテナンスは落下事故を防ぐために欠かせません。両面テープの粘着力は時間の経過とともに徐々に上がっていきますが、逆に長期間経過すると劣化も始まります。重たいものや真夏の暑い時期など条件が悪い場合は、定期的に接着状態を確認する必要があります。
雨の日や駐車中には着脱可能な構造になっている商品が多く、天候や使用状況に応じて取り外すことで劣化を防げます。特に台風や強風が予想される日、長距離移動の前には必ず固定状態を確認しましょう。人形が走行中に落下すると、後続車両のドライバーが驚いて急ブレーキを踏むなどして事故につながる危険性もあります。
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両面テープの粘着力を維持するためには、適切な気象条件での取り付けが重要です。雨・風がある日や気温が低い日は避け、できるだけ晴れた暖かい日に作業することで最大の接着力が得られます。一般的に両面テープは貼り付けてから24時間程度で最大接着力に達するため、取り付け直後の24時間は濡らしたり動かしたりしないよう注意が必要です。
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市販されているウッディとバズのカーアクセサリーには様々なタイプがあります。最も人気なのは映画「トイ・ストーリー」の名シーンを再現した「ぶら下がり人形」タイプで、バズがヘルメットを被っているバージョンやヘルメットなしのバージョンなど、デザインのバリエーションも豊富です。
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選ぶ際のポイントは、付属の両面テープの品質と取り付けベースの構造です。スライド式の固定留め具が付いているタイプは、雨の日や気分によって自由に取り外しができるため便利です。強力テープで車に留め具を貼り付け固定し、車につけた留め具と人形についている留め具をスライドさせて装着する仕組みになっています。
価格帯は一般的に1,500円から3,000円程度で、フリマアプリやオンラインショップで購入できます。購入時には取り付けベースが平面用であることを確認し、自分の車の取り付け予定箇所が適しているかチェックすることが重要です。また、商品性質上、車体へのダメージを伴う可能性があることを理解した上で購入しましょう。
トイ・ストーリー以外にも、スパイダーマンやハルクなどマーベル・コミック系キャラクターの車外取り付けタイプのアクセサリーグッズも販売されており、自分の好みに合わせて選ぶことができます。ディズニーやマーベルファンにとっては、パークへ向かう時に付けていくと目立つこと間違いなしです。
ウッディとバズのカーアクセサリーを装着すると、街中で高い注目度を集めます。SNS上では「前走ってる車の荷台に、ウッディぶら下がってて興奮した」「ミニバンのハッチにぶら下がってるウッディを発見。メチャメチャ可愛いんだけど」といった目撃証言と共に写真が頻繁に投稿されています。特にディズニーランドやディズニーシーへ向かう道中では、同じファンからの共感や反応が得られやすいです。
TikTokやYouTubeなどの動画プラットフォームでは、実際に取り付けた様子や走行中の映像が多数投稿されており、「大満足のクオリティ」という評価も多く見られます。JEEPなどのSUVやミニバンに取り付けている例が特に多く、車種によっても雰囲気が変わるため、自分の愛車に合ったスタイルを楽しむことができます。
参考)TikTok - Make Your Day
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ただし、周囲の反応の中には「落ちそう」という心配の声もあるため、確実な取り付けと定期的なメンテナンスは忘れずに行いましょう。愛車を個性的にカスタマイズしながら、他のドライバーや歩行者にも楽しんでもらえる、そんなウィンウィンな楽しみ方ができるのがこのカーアクセサリーの魅力です。youtube
車だけでなく、お部屋やお店などに飾っても可愛いという意見もあり、カーアクセサリーというカテゴリーではありますが、好みでどこにでも飾れる汎用性の高さも人気の理由となっています。トイ・ストーリーファンなら一度は挑戦してみたいカスタマイズと言えるでしょう。

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