トヨタ・fjクルーザー新型は価格とオフロード性能とデザインで選ぶ

2026年発売予定の新型ランドクルーザーFJは、コンパクトなボディと本格オフロード性能を両立したトヨタの注目SUV。エントリーモデルとして380万円台から展開される見込みで、どんな魅力があるのでしょうか?

トヨタ・fjクルーザー新型の最新情報

新型ランドクルーザーFJの注目ポイント
🚙
コンパクトで扱いやすいサイズ

全長4,575mm×全幅1,855mmのボディで都市部でも取り回しやすく、シリーズ最小ながら本格的なオフロード性能を実現

💰
手が届きやすい価格設定

380~480万円程度が見込まれ、ランドクルーザーシリーズのエントリーモデルとして幅広い層にアプローチ

⚙️
信頼性の高いエンジン搭載

実績豊富な2.7Lガソリンエンジン(2TR-FE型)を採用し、中低速トルク重視でオフロード走行に最適な設計

トヨタ・fjクルーザー新型の発売時期と位置づけ

 

2025年10月21日、トヨタ自動はジャパンモビリティショーで新型「ランドクルーザーFJ」を世界初公開しました。2026年年央の日本発売が予定されており、ランドクルーザーシリーズの末っ子として大きな注目を集めています。車名は1960年代の名車「FJ40型ランドクルーザー」と2006年から販売されていた「FJクルーザー」をオマージュし、2023年10月に日本特許庁に商標登録されました。
参考)ついに発表!新型トヨタ ランドクルーザー FJ徹底解説!ラン…

新型ランドクルーザーFJはシリーズのエントリーモデルとして企画されており、上位モデルの「ランドクルーザー300」や「ランドクルーザー250」よりもコンパクトで取り回しやすいボディサイズでありながら、強固なラダーフレーム構造を採用することで本格的な悪路走破性を実現します。「本格的なランクルが欲しいけど、もう少しコンパクトなサイズがいい」「街乗りでも使いやすいランクルが欲しい」という声に応えた待望のモデルです。
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北米では2006年にデビューした旧FJクルーザーが2014年モデルで販売終了し、日本でも2018年1月まで継続生産されていましたが、その人気を受けて復活が決定しました。旧FJクルーザーは40系ランドクルーザーをモチーフにしたレトロなデザインが特徴で、つぶらな丸いヘッドランプとワイルドな大柄ボディを兼ね備えていました。
参考)https://news.kakaku.com/prdnews/cd=kuruma/ctcd=7010/id=148803/

トヨタ・fjクルーザー新型のボディサイズとデザイン特徴

新型ランドクルーザーFJの最大の特徴は、シリーズ最小のコンパクトなボディサイズです。全長4,575mm、全幅1,855mm、全高1,960mmというサイズは、ランドクルーザー70よりもさらに小さく、都市部での取り回しの良さと本格的なオフロード性能を両立しています。ホイールベースは2,580mmで、ランクル250比で270mm短く、最小回転半径5.5mという取り回しの良さを確保し、オフロードでの機動性も高めています。
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旧FJクルーザーと比較すると、全長4,635mm×全幅1,905mm×全高1,840mmだったものが、新型ではやや小ぶりになる見込みです。これにより、ランクル300や250よりも扱いやすいサイズ感と都市部でも運転しやすいコンパクトさを実現しています。
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デザインは「サイコロ」をモチーフとした角の取れた六面体形状が特徴で、取り回しの良さといった機能性と、一目でランドクルーザーとわかるスタイリングを両立しています。力強いバンパーと張り出したフェンダーが安定感を強調し、前後のコーナーバンパーは分割構造とすることで、優れた補修性とカスタマイズへの対応を両立しました。2021年12月に公開されていたコンセプトモデル「コンパクトクルーザーEV」からくるレトロモダンなデザインを採用しています。
参考)【新型ランドクルーザーFJ】「ミニ ランクル!取り回しやすい…

トヨタ・fjクルーザー新型のエンジンスペックと走行性能

新型ランドクルーザーFJには、実績豊富な2.7Lガソリンエンジン(2TR-FE型)が搭載されます。最高出力120kW(163PS)、最大トルク246N・mを発生し、6速AT(6SuperECT)が組み合わされます。この2TR-FE型エンジンはトヨタの中で長い歴史を持ち、ランドクルーザー・プラドハイラックス・ピックアップ等に使われてきた信頼性抜群のユニットです。
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旧FJクルーザーで使われていた4リッターV6ガソリンエンジンと比べれば出力は落ちますが、2TR-FEは中低速トルク重視のエンジンで、低速域での粘りがあり、オフロード走行に適したエンジンとなっています。多くの地域で使われているエンジンで、部品の入手も容易であり、メンテナンス性にも優れています。
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駆動方式はパートタイム4WDを採用し、力強い走りを実現します。ラダーフレーム構造により地上高やアプローチアングルを確保し、「70」シリーズと同等のホイールアーティキュレーション(タイヤの浮きづらさ)による優れた悪路走破性を実現しました。燃費性能はWLTCモードで10〜12km/L程度が期待されており、旧FJクルーザーの4リッターエンジンほど悪くはありませんが、ハイブリッドではないため大幅な改善は見込まれていません。
参考)やっぱり出る!ランドクルーザーFJ はどんなクルマ?

トヨタ・fjクルーザー新型の価格とグレード展開

新型ランドクルーザーFJの価格は、ランドクルーザーシリーズではもっとも安価格となり、手が届きやすいモデルとして注目を集めています。正式な価格帯は未公表ですが、380~480万円程度が見込まれており、価格帯のイメージとしては「RAV4」や「ハイラックス」に近いでしょう。エントリーグレードの価格は抑え、装備が充実した上級グレードまで展開することで、幅広い層に対応することになる見込みです。
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参考として他のトヨタSUVモデルと比較すると、以下のようになります。

モデル 価格帯
ランドクルーザーFJ(予想) 380~480万円 💰
カローラクロス 218~345万円
RAV4 293~563万円
ハイラックス 407~477万円
ランドクルーザー250 520~785万円

ランクル250と同じエンジンを採用し、ラダーフレームは海外販売されるハイラックスと同じものを採用しているため、コンパクトながら本格的なオフロード仕様となっており、作りもしっかりしています。小さいながらランドクルーザー250と同等のオフロード機能を持ち、それでいて100万円以上安くなるため、むしろ割安感が感じられます。
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トヨタ・fjクルーザー新型の内装とカスタマイズ性

新型ランドクルーザーFJの内装に関する詳細情報はまだ限られていますが、旧FJクルーザーの特徴を踏襲しつつ、現代的な装備が期待されています。旧FJクルーザーではシートに防水・撥水機能が施されており、裏側には防水フィルムが搭載されていたため、雨に濡れても気にせず乗車できるアウトドアに最適なインテリアを持ち合わせていました。新型でも同様の機能性重視の設計が期待されます。
参考)Brat[ブラット]

Toyota Safety Senseを標準装備することで、自動ブレーキや車線逸脱警報、ブラインドスポットモニターなど、現代のSUVとして欠かせない機能を網羅し、衝突安全性に加えて予防安全機能が大幅に強化されている点は、ファミリー層からの支持も期待できます。
参考)fjクルーザー新型はいつ発売?予約と納期の最新情報

カスタマイズ性については、旧FJクルーザー同様に高い自由度が期待されています。ボディカラーは豊富に用意されており、カスタムパーツも豊富にあるため、自分だけのFJクルーザーを作れます。前後のコーナーバンパーは分割構造とすることで、優れた補修性とカスタマイズへの対応を両立しています。​
車中泊に関しては、旧FJクルーザーではベッドキットやマットを使用することで複数人での車中泊も可能でした。後部座席の足元もベッドスペースとして使用できるように専用のマットを製作すれば、段差なく寝返りもスムーズに行えます。新型でも同様のカスタマイズが可能と予想されます。
参考)FJクルーザーで車中泊!フルオーダーでベッド製作!|トランポ…

ランドクルーザー専門店による新型FJ徹底解説
詳細なスペック情報や最新の発表内容、カスタマイズの可能性について専門店の視点から詳しく解説されています。

 

Motor-Fanによるジャパンモビリティショー2025レポート
実車を見た専門誌の詳細レポートで、エンジンの特性やデザインの意図について深く掘り下げられています。

 

新型ランドクルーザーFJは待つべきか?購入判断ガイド
2026年発売モデルを待つべきか今あるモデルを選ぶべきか、購入判断に役立つ詳細な情報が掲載されています。

 

 


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