ブラインドスポットモニター後付けオートバックス価格と選び方

ブラインドスポットモニターを後付けしたい方へ、オートバックスでの取り付け価格や工賃、選び方のポイント、おすすめ製品について詳しく解説します。あなたの愛車に最適なBSMシステムは何でしょうか?

ブラインドスポットモニター後付けオートバックス価格

この記事でわかること
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価格と工賃の相場

オートバックスなどでの後付けBSMの本体価格と取り付け工賃の目安を詳しく解説

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取り付け方法の種類

DIY取り付けから専門店依頼まで、それぞれのメリット・デメリットを比較

製品の選び方

汎用タイプと車種別専用タイプの違い、機能面での選定ポイントを紹介

ブラインドスポットモニター後付け本体価格の相場

ブラインドスポットモニター(BSM)を後付けする際の本体価格は、製品タイプによって大きく異なります。汎用タイプのBSMシステムでは、センサー本体とインジケーターのセットで約30,000円から60,000円程度が一般的な価格帯となっています。代表的な製品であるサブロクシステムの「BSM-300」は、車内にピラーLEDインジケーターを取り付ける汎用タイプで、本体希望小売価格がオープン価格となっており、実売価格は40,000円前後で販売されているケースが多く見られます。
参考)後付け出来る|BSM ブラインドスポット サブロクシステム …

車種別のミラーレンズLED付きセットになると、純正風の仕上がりになる反面、価格は50,000円から80,000円程度に上昇します。このタイプはアルファードヴェルファイアハイエースプリウスジムニーなど人気車種に対応しており、ミラーレンズにインジケーターが組み込まれているため見た目がスッキリします。さらに高精度なミリ波レーダーを使用した最新モデルでは、車速連動による検知エリアの可変出力や、リヤクロストラフィックアラート(RCTA)機能が標準搭載されています。
参考)後付けブラインドスポットモーション BSM-300【汎用車内…

純正品を後付けする場合は、KINTO FACTORYなどで取り扱っており、トヨタ車やレクサス車限定ですがメーカー保証が付くため安心感があります。ただし純正品の場合、本体価格と工賃を合わせると100,000円を超えるケースも珍しくありません。
参考)ブラインドスポットモニターの後付けはどこでできる?機能や依頼…

オートバックスでのブラインドスポットモニター取り付け工賃

オートバックスをはじめとするカー用品店でのBSM取り付け工賃は、作業の複雑さによって変動します。一般的な汎用タイプのブラインドスポットモニター取り付けでは、工賃は約20,000円から30,000円程度が相場となっています。実際の施工例として、フレアワゴンへの後付けBSM取り付けでは工賃が25,000円(税込27,500円)という事例が報告されています。
参考)https://shop.autobacs.com/ja/komikomi

取り付け作業には、リアバンパー内へのセンサー設置、配線の引き回し、電源接続(ACC電源とアース)、ウインカー信号線の接続、インジケーターの取り付けなど、複数の工程が含まれます。特にミラーレンズLED付きタイプの場合は、既存のサイドミラーレンズを取り外して新しいレンズと交換する作業が加わるため、工賃が5,000円から10,000円ほど高くなる傾向があります。
参考)BSM人気ですよー!30プリウスBSM取付

オートバックスでは「工賃コミコミセット」として製品と取り付けをパッケージ化した商品も取り扱っており、別々に購入するよりもお得になるケースがあります。ただし、車種によっては取り付けが困難な場合や、追加の加工費用が発生する可能性もあるため、事前に店舗で見積もりを取ることをおすすめします。また、持ち込み部品の取り付けでは工賃が割増になることが多く、専門店のボルティガでは持ち込みパーツでも工賃アップなしで対応しているケースもあります。
参考)フレアワゴン 後付けブラインドスポットモニター取り付け|グー…

ブラインドスポットモニター後付け製品の種類と選び方

後付けできるブラインドスポットモニターには、大きく分けて汎用タイプと車種別専用タイプの2種類があります。汎用タイプは車種を問わず取り付けが可能で、ピラーなどに丸型のLEDインジケーターを貼り付けるタイプが主流です。このタイプは価格が比較的安く、取り付けの自由度が高いというメリットがありますが、車内に後付け感が出てしまうというデメリットもあります。​
一方、車種別専用タイプは純正ミラーレンズにインジケーターが組み込まれており、純正装備のような仕上がりになります。アルファード、ヴェルファイア、ハイエース、プリウス、カローラクロス、ノア、ヴォクシーヤリスクロス、ジムニーなど人気車種には専用のミラーレンズLEDセットが用意されています。設定のない車種でも、ミラーレンズ加工サービス(加工費8,800円から)を利用すれば対応可能です。​
選び方のポイントとして、まず電波法適合製品であることが重要です。センサーが電波を発する機器は電波法令で定められた技術基準に適合する必要があり、適合していない製品は電波法違反になる恐れがあります。サブロクシステムなどの国内メーカー製品は電波法適合でJASC認定を受けており安心です。次に、RCTA(リヤクロストラフィックアラート)機能の有無も確認しましょう。この機能はバック時に横方向から接近する車両を検知して警告するもので、駐車場からの出庫時などの安全性が向上します。​
さらに、車速連動による検知エリアの可変機能があると誤作動が少なくなります。最新モデルでは高精度ミリ波レーダーを使用し、速度に応じて検知エリアを自動調整する仕組みになっています。また、オプションのオン/オフスイッチ(3,300円)や車速連動ブザー制御回路(8,800円)を追加すると、より使いやすくカスタマイズできます。​

ブラインドスポットモニター後付けのメリットとデメリット

ブラインドスポットモニターを後付けする最大のメリットは、ミラーの死角となる斜め後方の車両を検知して警告してくれることです。サイドミラーとバックミラーではほぼ真後ろしか見えないため、外側のレーンから同時に車線変更してくる車両がいた場合、ミラーの死角となり気づけないケースがあります。BSMがあれば、センサーが後方約3メートルから30メートル程度の範囲で車両やバイク、自転車を検知し、インジケーターの点灯で知らせてくれます。
参考)ブラインドスポットモニター(BSM)の仕組みと後付けについて…

さらに、インジケーターが点灯している状態でウインカーを出すと、LED点滅とブザー音で強く警告する機能(LCA:レーンチェンジアシスト)も備わっています。これにより、運転に慣れていない方や目視確認を怠りがちな方でも、安全に車線変更ができるようになります。特に雨の日でサイドミラーに雨粒がついて見えにくい時や、夜間でライトの光で距離感がわかりにくい時でも、センサーがしっかり検知してくれるため安心です。​
一方、デメリットとしては、取り付け費用がかかることと、センサーやインジケーターの定期的なメンテナンスが必要になることが挙げられます。また、BSMはあくまで運転支援システムであり、目視確認の代わりにはならないという点も理解しておく必要があります。センサーが雪や泥で覆われると正常に作動しなくなることもあるため、悪天候時や悪路走行後は清掃が必要です。純正装備と比べて検知精度が若干劣る場合があることや、取り付け後の見た目が純正と異なる点も考慮すべきでしょう。​

ブラインドスポットモニター取り付け前に確認すべき車両適合性

ブラインドスポットモニターを後付けする前に、必ず自分の車両が対応しているか確認する必要があります。汎用タイプであれば基本的にどの車両にも取り付け可能ですが、車種別ミラーレンズLEDセットの場合は対応車種が限定されます。サブロクシステムのBSM-300では、20系・30系アルファード/ヴェルファイア、150系プラド、200系ハイエース、カローラクロス、ヤリスクロス、プロボックス、30系プリウス、JB64ジムニー/JB74ジムニーシエラなどに専用設定があります。​
また、電源系統の確認も重要です。BSMの動作にはACC電源とアース線が必須で、さらにLCA機能を使うにはウインカー信号線、RCTA機能を使うにはバック信号線への接続が必要になります。車種によってはこれらの信号線へのアクセスが困難な場合があるため、取り付け前に配線図を確認するか、専門店に相談することをおすすめします。​
リアバンパーの形状も確認ポイントです。センサーはリアバンパー内の指定位置に、指定の角度(垂直・水平)で取り付ける必要があります。バンパー形状によってはセンサーの取り付けスペースが確保できない場合や、検知範囲が遮られる可能性があります。特に大型のリアバンパーガードやエアロパーツを装着している車両では、センサーの検知精度に影響が出ることがあるため注意が必要です。
参考)後付け BSM ブラインド スポット モニター取付 スズキ …

純正でブラインドスポットモニターがオプション設定されている車両の場合、純正BSMの後付けは基本的にできません。これは新車時の工場での配線設計が前提となっているためで、後から追加するには車両の電子制御システムを大幅に改修する必要があるからです。このような車両では社外品の後付けBSMを選択することになります。トヨタ車やレクサス車の場合はKINTO FACTORYで純正部品を使った後付けサービスが提供されていますが、対象車種が限定されているため事前確認が必要です。
参考)アルファード・ヴェルファイア(2015~2023)(TOYO…