レガシィアウトバック特徴と価格、燃費、グレード比較

レガシィアウトバック概要

この記事で分かること

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グレード別の価格と装備

X-BREAK EXとLimited EXの違いを詳しく解説。価格差14.3万円で何が変わるのか

⛽

燃費性能と維持費

WLTCモード13.0km/Lの実力。年間維持費約33.6万円の内訳を公開

🛡️

最新安全装備アイサイト

新世代アイサイトとアイサイトXを全車標準装備。360度センシングの実力

このページの目次

レガシィアウトバック概要

レガシィアウトバック価格とグレード構成

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レガシィアウトバックは、スバルの国内フラッグシップモデルとして2つのグレードを展開しています。「X-BREAK EX」の価格は414.7万円、「Limited EX」は429.0万円で、両グレードの価格差は14.3万円です。
参考）2021.12月発売！【レガシィアウトバック価格・全グレー…

X-BREAK EXは、ワイルドで力強いSUVらしいデザインが特徴的なグレードです。樹脂フェンダーを大きく配置し、アウトドア志向の内装を採用しています。一方のLimited EXは、上質な内外装でフラッグシップの威厳を放つ高級志向のグレードとなっています。
参考）レガシィアウトバックの内装は？フラッグシップモデルの内装を徹…

オプションを含めた乗り出し価格を見ると、X-BREAK EXは約465万円、Limited EXはサンルーフを選択すると本革シートもセットになるため約489万円となります。リセールバリューについては、グレード間に大差なく、当年モデルのLimited EXで100.6％と高水準を維持しています。
参考）スバルレガシィアウトバックの新車乗り出し価格は？見積もり書…

グレード	車両本体価格	乗り出し価格(概算)	特徴
X-BREAK EX	414.7万円	約465万円	アウトドア志向・タフなデザイン
Limited EX	429.0万円	約489万円	高級志向・上質な内外装

レガシィアウトバック燃費性能と実燃費データ

レガシィアウトバックのWLTCモードカタログ燃費は13.0km/Lで、実燃費は11.2km/L程度となっています。現行モデルには1.8L水平対向4気筒直噴ターボエンジンが搭載されており、先代の2.5Lエンジンからダウンサイジングされました。
参考）https://www.goo-net.com/catalog/SUBARU/LEGACY_OUTBACK/

このエンジンは低回転域から300Nmの最大トルクを発揮し、高速道路での合流や追い越しもスムーズに行えます。また、少ない燃料でより高い燃焼効率が得られる「リーン燃焼」技術を採用し、動力性能と環境性能を両立させています。
参考）レガシィアウトバックの燃費性能は？実燃費とカタログ燃費を比較…

燃料タンク容量は63Lで、カタログ燃費通りに走行できれば航続可能距離は819.0kmです。実際の実燃費をカタログ燃費の80％（10.4km/L）として計算すると、航続距離は655.2kmとなります。
参考）BT5 レガシィアウトバック性能と維持費 4WD/CV…

注目すべき点として、現行モデルはレギュラーガソリン仕様となっており、ハイオク仕様だった先代モデルと比較して経済性が向上しています。レギュラー仕様であることは、ガソリン代を抑える上で大きなメリットと言えるでしょう。

燃費項目	数値
WLTCモード燃費	13.0km/L
実燃費(平均)	11.2km/L
燃料タンク容量	63L
航続距離(カタログ値)	819.0km
航続距離(実燃費80%想定)	655.2km
使用燃料	レギュラーガソリン

レガシィアウトバック年間維持費の内訳

レガシィアウトバックの年間維持費は約33.6万円が目安となります。この金額は走行距離や使用状況によって個人差がありますが、主な内訳を把握しておくことで計画的な予算管理が可能です。
参考）レガシィアウトバックの維持費はどれくらい？維持費の内訳をわか…

ガソリン代は年間走行距離によって大きく変動します。年間5,000km走行の場合は約31,329円、年間10,000km走行では約62,658円、年間15,000km走行なら約104,430円が目安となります。
自動車税は排気量1.8Lのため年間36,000円です。任意保険については、50歳男性でブルー免許20等級の場合で年間61,660円程度が相場となっています。
車検費用は基本的に2年に1回で54,050円かかります。年間換算すると約27,025円です。メンテナンスや消耗品の交換費用として年間約80,000円を見込んでおくと安心でしょう。
維持費を抑えるポイントとしては、定期的なメンテナンスによる燃費向上、保険の見直し、カーリースの活用などが挙げられます。特にタイヤ空気圧の管理やオイル交換を確実に実施することで、実燃費の改善が期待できます。

レガシィアウトバック内装と装備の魅力

レガシィアウトバックの内装は、先代モデルよりゆとりのある居住空間を確保しています。室内長1,840mm、室内幅1,545mm、室内高1,245mmという広々とした空間により、長距離ドライブでも快適に過ごせます。
参考）レガシィアウトバックの魅力と進化を解説！価格・グレード・内装…

X-BREAK EXは撥水性ポリウレタンシートを採用し、ブラック基調の内装にエナジーグリーンのステッチがアクセントとなっています。SUVらしいタフで力強い印象を与える仕上がりです。
Limited EXは、ファブリックシートが標準で、オプションでナッパレザーシートを選択できます。内装カラーはタン（オレンジステッチ）とブラック（シルバーステッチ）の2色から選べます。特にナッパレザーシートは高級感があり、柔らかい印象を与える室内空間を演出します。
全車に標準装備される11.6インチセンターインフォメーションディスプレイには、ナビ機能も搭載されています。ただし、画面位置が低く、視線を下げる必要がある点は改善の余地があるとの指摘もあります。
参考）スバルレガシィアウトバックに欠点・デメリットはあるか？後…

Limited EXには「ハンズフリーパワーリアゲート」が標準装備されており、アクセスキーを携帯していればリアのセンサー部分に体を近づけるだけでリアゲートが自動で開きます。荷物で両手がふさがっている時に便利な機能です。
荷室容量は561L（サブトランクを含む）を確保しており、ステーションワゴンに期待される高い積載性を実現しています。アウトドアやレジャーでの使用にも十分対応できる容量です。
参考）上質さと機能性を両立させたレガシィアウトバックの内装について…

レガシィアウトバック最新アイサイトと安全性能

レガシィアウトバックの最大の魅力の一つが、最新鋭の先進安全技術です。全車に「新世代アイサイト」と「アイサイトX」を標準装備しており、グレードによる安全性能の差はありません。
参考）レガシィアウトバックの安全性能がすごい！「アイサイトX」に注…

新世代アイサイトは、広角化し検知範囲を拡大した新開発のステレオカメラに前後4つのソナーを組み合わせ、360度のセンシングを実現しています。従来のアイサイトと比較して、より広範囲の対象物を認識できるようになりました。
参考）レガシィアウトバックの安全性能がすごい！「アイサイトX」に注…

アイサイトXは、GPSや衛星からの情報と3D高精度地図データを活用する高度運転支援システムです。一定の条件を満たすとハンズオフ運転も可能となり、高速道路での運転負荷を大幅に軽減します。
具体的な安全機能として、後退時自動ブレーキシステムが追加され、全車速域追従機能付クルーズコントロールの車速域は0km/h～約120km/hに拡大されました。フロント＆サイドビューモニターや、対向車・先行車への眩惑を防ぐアダプティブドライビングビームも採用されています。
スバルは30年以上前からステレオカメラやセンサーを使用したシステムを開発しており、「ぶつからないブレーキ」として衝突被害軽減ブレーキを一般に浸透させた実績があります。この豊富な経験とノウハウが、現在の高い安全性能につながっています。
参考）レガシィアウトバックの安全性能！「アイサイト」の内容は？（2…

レガシィアウトバック走破性とX-MODE機能

レガシィアウトバックは、最低地上高213mmという高めの設計により、悪路での走行も安心して行えます。この地上高の余裕により、雪道や未舗装路でもバンパーを破損する心配が少なくなります。
参考）https://review.kakaku.com/review/70100610579/

X-MODEは、路面状況に応じてモードを選択するだけで、4輪の駆動力やブレーキを適切にコントロールし、悪路からのスムーズな脱出をサポートする機能です。X-BREAK EXは2モード、それ以外のグレードは1モードとなっています。
参考）レガシィアウトバックのX-MODEについて教えてください。…

ヒルディセントコントロールも採用されており、下り坂などで常に一定の車速を維持します。アクセル操作で車速コントロールもしやすく、安心感が高まります。ただし、路面状況によっては性能に限界があることも理解しておく必要があります。
アクティブトルクスプリットAWDシステムにより、走破性を高める多数のシステムを採用しています。1.8Lターボエンジンは低回転域から十分なトルクを発生させるため、急登や悪路でも力強い走りを実現します。
冬季の積雪地域やアウトドアでのオフロード走行を想定する方にとって、これらの走破性能は大きな魅力となるでしょう。実際のオーナーからも、「冬を迎えてアウトバックを買って良かった」という声が多く聞かれます。
スバル公式サイトレガシィアウトバック機能・装備
走破性能の詳細やX-MODEの動作イメージを確認できる公式ページです。

レガシィアウトバック購入前に知っておきたい注意点

レガシィアウトバックを検討する際、いくつかの注意点を把握しておくことが重要です。まず燃費性能については、ハイブリッド非搭載で実燃費11.2km/L前後となるため、燃費重視の方には物足りなく感じる可能性があります。
参考）アウトバックを購入して後悔？評価レビューでわかる不満点

加速性能に関しては「発進時がモサっとしている」という声があり、1.8Lターボエンジンに対しては賛否が分かれます。ただし、少し多めにアクセルを踏むか、S・Sシャープモードを使用すれば解消されるとの意見もあります。
内装面では、11.6インチセンターディスプレイの位置が低く、視線を下げる必要がある点が安全運転上の課題として指摘されています。また、収納スペースの数は平均レベルで、ボックスティッシュの置き場がないことは花粉症の方などには不満となるかもしれません。
エクステリアについては、フルモデルチェンジながらキープコンセプトで先代と変わり映えしないため、新鮮味に欠けるという意見もあります。北米市場で好評だった先代デザインを踏襲した結果と言えます。
一方で、満足度は非常に高く、現行レガシィアウトバックオーナーの満足度は全員が満点という調査結果もあります。外観、室内、走行性能、燃費性能、装備のすべての項目で4点超えという高評価を獲得しています。用途にマッチすれば非常に満足度の高い車種と言えるでしょう。
参考）スバル・レガシィアウトバック

評価項目	平均点(5点満点)	コメント
外観デザイン	4.8	シンプルでかっこいい、大らかなスタイル
室内	4.2	広々とした空間、収納はやや少なめ
走行性能	4.3	パワフルな走り、地上高の余裕が魅力
燃費性能	4.3	丁寧に乗れば良好な数値
装備	4.5	アイサイトが魅力、最新技術満載
満足度	5.0	驚異的な満足度