エアコンをオフにするだけで燃費が約5%アップし、年間で数千円の節約になります。
日産デイズのカタログ燃費(WLTCモード)は、グレードや駆動方式によって大きく異なります。NAエンジン搭載の標準グレード(S・X)2WDで21.9km/L、スマートシンプルハイブリッド搭載のハイウェイスターXで23.3km/L、ターボエンジンのハイウェイスターGターボ2WDは21.5km/Lとなっています。一方、4WD車はすべてのグレードで燃費が落ち、ハイウェイスターGターボ4WDは12.6km/Lという数値になります。4WD化による車両重量の増加(50〜90kg程度)が、燃費に直接影響しているためです。
実燃費になると話が変わります。オーナーの走行データを集めた「e燃費」や「みんカラ」のデータによれば、実際にはカタログ値より約3km/L低い水準が一般的です。NAエンジン2WDで約19.18km/L、ハイウェイスターXで約18.31km/L、ハイウェイスターGターボで約18.15km/Lというのが現実の数字です。カタログ値との達成率は約84%前後で、これは同クラスの軽自動車として平均的な水準です。
つまり実燃費は「約18km/L台」が基本です。
カタログ燃費と実燃費の差が生まれる主な原因は、エアコンの使用・信号待ちや渋滞・路面状況の変化・乗車人数による車重増加といった日常的な要因です。特に信号の多い市街地では14.3km/L程度まで落ち込むこともあります。郊外路では21.5km/Lと優秀な数値が出る一方で、高速道路では19.7km/L前後にとどまることも確認されています。
| グレード | 駆動方式 | WLTCカタログ燃費 | 平均実燃費 |
|---|---|---|---|
| S・X(NAエンジン) | 2WD | 21.9km/L | 約19.18km/L |
| S・X(NAエンジン) | 4WD | 18.9km/L | 約17.46km/L |
| ハイウェイスターX(ハイブリッド) | 2WD | 23.3km/L | 約18.31km/L |
| ハイウェイスターGターボ | 2WD | 21.5km/L | 約18.15km/L |
| ハイウェイスターGターボ | 4WD | 12.6km/L | データ少 |
実燃費データの詳細は、以下の参照先が非常に参考になります。
ユーザー給油データ2万件以上をもとに月別・グレード別の実燃費が確認できます。
日産 デイズの燃費 – e燃費
スマートシンプルハイブリッドとは何でしょうか?
日産が「マイルドハイブリッド」と呼ぶこのシステムは、リチウムイオンバッテリーと小型モーターを組み合わせて、減速時に発生するエネルギーを電気として回収し、再び走行時にエンジンをアシストする仕組みです。プリウスのような「フルハイブリッド」とは異なり、モーターだけで走ることはできません。しかし、発進時や加速時のエンジン負担を減らすことで燃費の改善に貢献しています。
ここで少し意外な事実があります。スマートシンプルハイブリッド搭載グレード(ハイウェイスターX)は、非搭載グレード(S・X)よりもカタログ燃費では優れているように見えますが、実燃費ではほぼ同水準です。ハイウェイスターXの実燃費が18.31km/L、S・Xの実燃費が19.18km/Lであり、むしろハイブリッドなしの方がやや良い結果が出ています。これはハイウェイスターシリーズが大型ヘッドライトや装備で車重が増しているためで、ハイブリッドシステム自体の効果が車重増加分で相殺されている側面があります。
この点は市街地走行の多い利用シーンでは覚えておくとよいでしょう。
また、アイドリングストップ機能はスマートシンプルハイブリッドとセットで機能します。ブレーキを踏んで完全停止する前からエンジンが止まり始め、燃料カットの時間を伸ばす仕組みです。信号待ちが多い市街地での効果は大きく、環境庁のデータによれば1日5分間のアイドリングストップを継続することで年間約1,900円の節約効果があるとされています。
スマートシンプルハイブリッドが条件です。
日産公式の走行性能ページには、燃費技術の詳細な説明が掲載されています。
日産デイズ 走行性能 – 日産公式サイト
意外ですね。
デイズを日々乗っているオーナーの実燃費データを月別に集計すると、同じ車・同じグレードでも季節によって燃費が大きく変動することがわかります。最もよい月は4〜5月(春)で、NAエンジン車・ハイウェイスターともに約22km/L前後の実燃費が記録されています。一方で最も悪い月は1〜2月(冬)で、14.4〜14.6km/Lまで落ちています。
これほどの差がある理由は、エアコン(暖房・冷房)の使用です。夏と冬はエアコンが常時稼働し、エンジンに継続的な負荷をかけます。エアコンをオンにするだけで燃費が10〜15%悪化することが知られており、軽自動車のような小排気量エンジンはその影響をより大きく受けます。
年間最大7.3km/Lのブレが生まれます。
ターボ車(ハイウェイスターGターボ)は、さらにひとまわり低い水準で推移します。1月の最悪値は12.8km/Lになることもあり、4WDターボを選んでいる場合はさらに燃費への影響が大きくなります。年間を通じた平均実燃費を計算した場合、想定より年間ガソリン代が高くなりやすいため、購入前に季節変動を考慮しておくことが重要です。
月別の詳細データと年間の燃費シミュレーション参考情報はこちら。
デイズの実燃費を公開!高速では悪いのか? – 合同会社アント
これは損ですね。
デイズの燃費が思ったより伸びない場合、走り方やメンテナンスのどこかに原因が潜んでいます。よく見られる原因を6つ整理しました。
燃費悪化の主な原因と対策については、以下の解説記事も参考になります。
デイズの燃費が悪い原因と燃費向上のコツ – nboxgo.com
これは使えそうです。
燃費の悪化原因がわかったら、次は具体的な対策です。運転習慣の見直しとちょっとしたメンテナンスの組み合わせで、デイズの燃費は確実に改善できます。
エコドライブを意識することが最初の一歩です。急加速や急ブレーキを避け、穏やかな発進を心がけるだけで燃費は10%以上向上するとされています。たとえば、年間走行距離が1万kmで平均燃費が18km/Lのところを10%改善すると20km/Lになり、ガソリン代をおよそ年間6,000〜7,000円(ガソリン170円/L換算)節約できる計算になります。コンビニに入るくらいの金額が毎月ただで浮く、そんなイメージです。
車間距離を適切に保つことも重要です。前の車との車間が短いと、前車の減速に合わせて頻繁にブレーキとアクセルを踏み直す必要が生じます。結果として無駄な燃料消費が増えます。「前の車数台先の動きを観察する」感覚で走ると、加速・減速の頻度を自然に下げられます。
タイヤ空気圧は毎月確認が基本です。デイズの指定空気圧はドア内側のステッカーで確認でき、ガソリンスタンドやカー用品店で無料・もしくは低コストで補充できます。月1回のチェックをルーティン化するだけで、タイヤの転がり抵抗増加による無駄な燃費悪化を防げます。
エンジンオイルの定期交換も見落としがちです。日産の推奨は5,000〜10,000kmごとで、オイルが劣化したまま走り続けると燃費の低下だけでなくエンジンへのダメージにもつながります。ディーラーや整備工場でのオイル交換は2,000〜5,000円程度が相場で、燃費改善による節約額を考えると十分元が取れます。
夏や冬のエアコン使用については、完全にオフにする必要はありません。こまめにオフにする・風量を下げる・設定温度を適正にするだけでも、燃費への悪影響をある程度抑えられます。
燃費向上テクニックをまとめると以下の通りです。
デイズを検討している方が気になる点のひとつが、スズキ ワゴンRやホンダ N-WGNといったライバル車との燃費の差です。実燃費ベースで比較すると、デイズ(ハイウェイスター)の平均実燃費は17.9km/Lに対し、スズキ ワゴンRは約20.1km/L、ホンダ N-WGNは約18.3km/Lとなっています。カタログ燃費でもワゴンRは25.2km/L(WLTCモード)と差が開いています。
燃費だけで比較するとデイズは1番悪い結果です。
この差の主な要因は車両重量です。デイズは約850kgで、ワゴンRの770kgより80kgほど重くなっています。一方で、燃費達成率(カタログ値に対する実燃費の比率)はデイズが84.4%とワゴンR(79.8%)やN-WGN(78.9%)を上回っています。つまり、カタログ燃費ほどの格差は実燃費では縮まっており、デイズはカタログ値の割に効率よく走れる車とも言えます。
またデイズはプロパイロット(半自動運転支援)やSOSコール機能など、同クラスの軽自動車では最高水準の安全・運転支援装備を持っています。燃費性能だけでなく総合的な価値で選ぶなら、ライバル車に対しても十分に競争力があります。燃費重視でガソリン代を最優先するならワゴンRが有利ですが、装備・快適性・先進機能を重視するならデイズが選ばれる理由は明確です。
ライバル車との比較データは以下の記事で詳しく確認できます。

デイズ 適用 ドアミラーバイザー 車用 ロゴ付き 雨よけ サイドミラーバイザー デイズ B4系 B21系 Gターボ 対応 撥水 サイドミラー 保護カバー 梅雨対策 水滴防止 視界確保 左右2枚セット 外装パーツ(茶色,デイズ 適用)