トヨタ新型SUVスライドドア最新概要

トヨタが開発しているスライドドア搭載SUVは、ミニバンの実用性とSUVの力強さを融合させたコンセプトです。このコンセプトは市場でどのような評価を受け、実際の市販化はいつになるのでしょうか?

トヨタ新型SUVスライドドア

スライドドアSUVコンセプト3つのポイント
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次世代の融合デザイン

トヨタ新型SUVスライドドアは、バンの積載性能とSUVの力強いデザインを融合した新ジャンルのクロスオーバーコンセプト

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最新プラットフォーム採用

次世代TNGA プラットフォームを採用し、2Lクラスハイブリッドエンジンを搭載。前輪駆動・4輪駆動から選択可能

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実用性と快適性の両立

大開口スライドドアで乗降・荷物の出し入れが容易。フラット化した室内で3メートル級長尺物も積載可能

トヨタ新型SUVスライドドアのデザイン特徴

 

トヨタ新型SUVスライドドアの外観は、直線的で角ばったシルエットが特徴です。フラットなボンネット、厚みのあるバンパー、大径タイヤ、存在感のあるフェンダーアーチにより、オフロード走行を想起させるタフな印象を与えます。一方で、フロントグリルや丸みを帯びたヘッドライトには近未来的な要素が取り入れられ、モダンな雰囲気も漂わせています。

 

ボディサイズは全長4,300mm×全幅1,775mm×全高1,620mm、ホイールベース2,750mmと、トヨタの小型ミニバン「シエンタ」よりやや大きく、都市部の狭い道路や駐場でも扱いやすいコンパクトな設計になっています。ボンネット、ルーフ、フェンダーには傷や汚れに強い強化塗装が施され、「道具」のようにタフに使える点が魅力です。

 

トヨタ新型SUVスライドドアは、バンとしてのユーティリティの高さを感じられるスクエアなキャビンに、SUVらしい大径タイヤによるしっかりとした足回りと力強いフロントビューを融合させています。

 

トヨタ新型SUVスライドドアのパワートレインと走行性能

搭載されるパワートレインは、2リッタークラスのエンジンをベースにしたハイブリッドシステムを採用しています。駆動方式は前輪駆動と4輪駆動を設定しており、トヨタの次世代TNGAプラットフォームを基盤としています。

 

新エンジンは「Dynamic Force Engine」と呼ばれる直列4気筒2Lユニットで、吸気ポート形状の工夫などにより高吸気効率と高タンブルを両立させ、世界トップレベルの最大熱効率41%を達成しています。トランスミッションには新開発の「Direct Shift-CVT」を採用し、従来のベルトとプーリーによる駆動に加え、発進用のギヤを追加することでダイレクトな発進・加速フィーリングを実現しています。

 

低重心で優れた走行性能と高い燃費性能を実現でき、都市部の舗装路から軽いオフロードまで対応可能な走破性は、アクティブなライフスタイルをサポートします。

 

トヨタ新型SUVスライドドアの室内空間と荷室活用

トヨタ新型SUVスライドドアのインテリアは実用性を追求した設計が特徴で、2列シート仕様ながらリアシートを倒すと広々としたフラットな荷室が出現します。助手席フルフラットにすれば、3メートル級の長尺物も積載可能で、サーフボードや自転車などの大型レジャー用品を収納できます。

 

シンプルで機能的なインテリアは、荷物運搬の役割を最大限に発揮しつつ、快適な空間を提供します。両側の大開口スライドドアは狭い場所でも乗り降りや荷物の出し入れを容易にし、スライドドアは開口部が広いからこそ乗り降りが楽になり、ドアを開けたまま保持しやすいので、荷物を積むのがとても楽です。

 

室内高が高い設計なので、高さのある荷物も積みやすいのが特徴です。バックドアの開口スペースも広く取られているため、後ろからの荷物の出し入れも容易に行えます。

 

トヨタ新型SUVスライドドアの市販化時期と今後の展開

トヨタ「Tjクルーザー」として2017年の東京モーターショーで初披露されたこのコンセプトモデルは、発表当時に斬新なデザインと実用性で大きな注目を集め、市販化への期待が高まりました。しかし2025年8月現在、正式な市販化の発表はなく、発売時期や価格も未定です。

 

一部では2018年秋頃の発売が予想されていましたが、開発の進捗や市場ニーズに応じた戦略見直しにより計画が変更された可能性があります。トヨタは「カローラクロス」や「ヤリスクロス」などSUVラインアップの拡充を進めており、トヨタ新型SUVスライドドアのコンセプトが他のモデルに反映されている可能性もありますが、現時点ではコンセプトカーとしての役割にとどまっています。

 

しかし、一部情報では、トヨタ新型SUVスライドドアが北米市場向けとして2026年以降に発売される可能性が指摘されています。ジャパンモビリティショー2025での新展開や、EV版としての市販化の可能性も囁かれており、シエンタJUNOなど関連モデルの市場での受け入れられ方次第で、市販化検討が進む可能性があります。

 

スライドドア搭載車がファミリー層に選ばれる理由

スライドドアは小さなお子様や高齢者がいるファミリーにとって使いやすい装備です。後部座席への乗り降りのしやすさや荷物の出し入れのしやすさはもちろん、スペースが少ない日本の駐車場事情にも合っているといえます。

 

子育てしている方からすれば、お子さんを抱えて乗り降りできるのはかなり大きなポイントになります。たとえば雨天にお子さんをチャイルドシートに乗せようとすると、通常の横開きドアでは自分もドアの内張りもびしょぬれになってしまいますが、天井高の高いスライドドア車なら、お子さんと一緒に車内に乗りこむことが可能です。

 

自動の開閉装置が付いていれば、お子さんを抱えながらでも簡単に開閉ができます。狭い駐車場でもドアの開閉に困らないメリットも、日本の都市部における実用性を証明しています。スライドドアが単なる電動化にとどまらず、ワンタッチスイッチを押すだけで開閉できる機能やスマートキーを持って近づくと自動で開閉できる機能、足の動作でドアを開閉できる機能など、各社が開発にしのぎを削り、ますます便利なものへと進化しています。

 

参考:スライドドア車の利用と安全について
トヨタのスライドドア車の特徴と市場評価 - KINTO公式サイト
参考:Tjクルーザーのコンセプト背景
トヨタ斬新「スライドドアSUV」がスゴイ! - くるまのニュース

 

 

 

 

 


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