東京オートサロンは1983年に「東京エキサイティングカーショー」という名称で誕生しました。チューニングカー雑誌「Option」の初代編集長である稲田大二郎氏が発起人となり、晴海の東京国際見本市会場で初開催されたイベントです。当時は暴走族問題が社会を騒がせ、改造車に対するマイナスイメージが強い時代でしたが、「チューンドカーの市民権を勝ち取る」というコンセプトのもとスタートしました。
参考)東京オートサロン - Wikipedia
初回開催時の来場者数は3日間で約10万人でしたが、年々規模を拡大し続けています。1987年の第5回から「東京オートサロン」に名称を変更し、1997年には東京ビッグサイトへ、そして1999年からは現在の幕張メッセでの開催となりました。幕張メッセでは国際展示場だけでなく、イベントホールや屋外展示場などすべてのエリアを使用して開催されています。
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2020年には来場者数が30万人以上に達し、「年に一度のカスタムカーの祭典」として広く認知されるイベントへと成長しました。近年ではアジア各国をはじめとした海外からの来場者も増加傾向にあり、国際的なイベントとしての地位を確立しています。
東京オートサロンでは、多様なジャンルのカスタムカーやチューニングカー、モータースポーツ関連車両が展示されます。最大の見どころは、出展各社がこの日のために準備を進めてきた数百台もの車両で、幕張メッセ全館を埋め尽くす圧巻の光景が楽しめます。
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カスタムカーの展示内容は、エンジンの出力向上や排気量の調整、オイル管理技術からエアロパーツの活用まで多岐にわたります。クラシックなスタイルを尊重しつつ最新技術を活かした未来的なアプローチの車両も登場し、カスタムカーの個性を色濃く表現しています。特に近年では電動車両のカスタム事例も目立ち、次世代のトレンドが見える展示が注目を集めています。
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2024年の展示では「GRカローラ・ラリーコンセプト」が世界初公開されるなど、毎年象徴的なモデルの公開がイベントの大きな話題となっています。トヨタGR86やスバルBRZ、ホンダ・シビックタイプR、日産フェアレディZといった人気スポーツカーのチューニング進化も見どころの一つです。また、「スカイラインGT-R R32型」の電気自動車化や、往年の名車「プレリュード」の復活展示など、意外性のある展示も注目されています。
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東京オートサロンの会場は千葉県の幕張メッセで、JR京葉線「海浜幕張駅」から徒歩5分とアクセス良好です。東京駅から海浜幕張駅までは約30分、運賃は561円です。会場周辺は臨時駐車場が減少しており、駐車場不足や道路混雑が予想されるため、公共交通機関の利用が推奨されています。
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高速バスでのアクセスも可能で、羽田空港からは約42〜54分(運賃1,200円)、成田空港からは約40分(運賃1,000円)で到着します。車で来場する場合、東京方面から京葉道経由なら「幕張I.C.」、東関東自動車道経由なら「湾岸習志野I.C.」が最寄りとなります。幕張メッセ駐車場は普通車1日1,000円で5,500台収容可能です。
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チケットは電子チケットによる事前販売のみで、実券の販売はありません。料金は金曜日の14:00〜19:00が4,000円(税込)、土日は9:00から開場で3,000円(税込)となっています。金曜日はビジネスデイで、一般特別公開は14:00からです。小学生以下は保護者同伴で無料、障害者割引も用意されており、事前にチケット購入後、当日に各種障害者手帳を提示すると割引分500円が返金されます。
参考)チケット : TOKYO AUTO SALON 2023
東京オートサロン公式サイト|イベント概要と最新情報
東京オートサロンの開催概要、歴史、コンセプトについて詳しく解説されています。
東京オートサロンには国内外の自動車メーカー、パーツメーカー、チューニングショップが多数出展しています。会場は北ホール、東ホール、中ホール、西ホール、国際会議場に分かれており、それぞれ特色ある展示が行われています。
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北ホールには、ジムニーのドレスアップで人気の「ダムド(DAMD)」、レーシングドライバー織戸学氏の「MAX ORIDO」、EVメーカーの「BYD」、バイク界から初出展の「ヤマハ発動機」などが集結します。東ホールには「TOYOTA GAZOO Racing」、「スバル」、「スズキ」、「BMW」、「ロータス」といった自動車メーカーに加え、「モデリスタ」、「トムス」、「リバティウォーク」などの人気プロショップが出展しています。
中ホールには「マツダ」、「ホンダ」、「メルセデス・ベンツ日本」のほか、「ダンロップ」や「オートバックス」といった大手企業も出展しています。西ホールには「日産」、「三菱」が登場し、GT-RやフェアレディZ、新型トライトンなどの展示が見られます。また、人気パーツメーカーが集まるNAPAC合同ブースでは、「BRIDE(ブリッド)」、「エッチ・ケー・エス」、「TRUST(トラスト)」、「BLITZ(ブリッツ)」などが一堂に会しています。
国際会議場では、東京オートサロン開催記念トミカの販売やeスポーツイベントが開催され、プロゲーマーやリアルレースドライバー、イメージガール「A-class」も参戦します。
東京オートサロン会場マップと注目ブース|カープライム
各ホールの配置と出展メーカーの詳細情報、効率的な回り方のポイントが紹介されています。
東京オートサロンを最大限楽しむためには、事前の予算計画と準備が重要です。入場チケット代は3,000〜4,000円ですが、会場内での飲食や物販、限定グッズ購入などを考慮すると、1日あたり10,000〜15,000円程度の予算を見込んでおくと安心です。
会場は幕張メッセ全館を使用した広大なスペースで、すべてのブースを回るには相当な時間がかかります。事前に公式サイトで会場マップを確認し、特に見たいブースやメーカーをリストアップしておくことをおすすめします。土日は特に混雑が予想されるため、開場直後の時間帯を狙うか、金曜日のビジネスデイ14時以降の特別公開時間を利用すると比較的ゆっくり見学できます。
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履き慣れた靴で来場することも重要なポイントです。1日中歩き回ることになるため、スニーカーなど歩きやすい靴を選びましょう。また、会場内は人混みで暑くなることもあるため、脱ぎ着しやすい服装がおすすめです。スマートフォンは電子チケット表示や写真撮影で頻繁に使用するため、モバイルバッテリーを持参すると安心です。
トミカなどの限定グッズは数量限定で早々に売り切れることもあるため、購入を予定している場合は開場直後に向かうのが確実です。レースクイーンやコンパニオンの撮影を楽しみたい方は、混雑時には譲り合いの精神を持つことが大切です。
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東京オートサロン2025開催概要と見どころ|MICE Times
最新カスタムカー、コンセプトモデル、モータースポーツプログラムなどの見どころが網羅的に紹介されています。