シビック ハイブリッド燃費と価格グレード比較

シビックのハイブリッドモデルは旧型と新型e:HEVで何が違うのでしょうか。燃費性能、価格帯、メンテナンス費用まで徹底解説。プリウスとの比較も含め、あなたに最適な選択肢は何でしょうか?

シビック ハイブリッド特徴

シビック ハイブリッドの魅力
優れた燃費性能

e:HEVはWLTCモード24.2km/L、旧型は31.0km/L(10・15モード)を実現

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幅広い価格帯

中古の旧型は30万円台から、新型e:HEVは約394万円で展開

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スポーティな走り

モーター出力184PSで力強い加速とハンドリング性能を両立

ホンダのシビック ハイブリッドは、燃費性能と走行性能を高次元で融合したセダンです。旧型のFD3型(2005-2010年)と現行のe:HEVモデルが存在し、それぞれ異なる魅力を持っています。e:HEVは2リッター直噴エンジンと進化したハイブリッドユニットを組み合わせ、WLTCモード24.2km/Lの燃費を実現しています。旧型はJC08モード25.8km/L、10・15モード31.0km/Lという数値を記録していました。
参考)https://www.goo-net.com/usedcar/brand-HONDA/car-CIVIC_HYBRID/

価格帯は中古の旧型が30万円から80万円前後、新型e:HEVは約394万円となっており、予算に応じて選択肢が広がります。ホンダ独自のハイブリッドシステムは、モーター主体の走行でストップ&ゴーが多い市街地でも高い燃費を維持できる強みがあります。
参考)FD3型シビック・ハイブリッドはなぜ安い?購入前に知るべき5…

シビック ハイブリッド燃費性能と実燃費


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シビックe:HEVの実燃費は、多くのドライバーのレビューによると概ね19〜21km/Lに収まっています。カタログ値のWLTCモード24.2km/Lに対してやや低いものの、実用域としては非常に優秀な部類です。市街地と郊外での燃費の安定性が高く、モーター主体で走るe:HEVの強みが発揮されます。
参考)シビック e:HEV(ホンダ)[CVT(無段変速車)]のカタ…

旧型のFD3型シビックハイブリッドは実燃費約20km/Lとされており、年間1万km走行の場合、ガソリン価格160円/Lで年間約8万円の燃料費がかかります。新型e:HEVは年間約6.6万円の燃料費となり、10年で約16万円の差が生まれます。​
エネルギー回収効率やアクセル操作に対するレスポンスの良さも燃費に貢献しており、早めのアクセルオフで回生ブレーキが効き、無駄な燃料消費を抑えることができます。冷暖房の使用や急加速を繰り返すような走行では燃費がやや落ちる傾向があるため、ECONモードの活用や穏やかな運転を心がけることが推奨されます。
参考)シビックe:HEVの実燃費の目安と航続距離を徹底比較・人気の…

シビック ハイブリッド価格とグレード構成

現行シビックのグレード構成は「LX」「EX」「e:HEV」の3種類で、シンプルな設定となっています。ガソリン車の「LX」「EX」はCVTと6MT、ハイブリッド車の「e:HEV」はCVTのみの設定です。シビックe:HEVの価格は約394万円で、1.5Lターボエンジン搭載のEXグレード(約354万円)より約40万円高い設定です。
参考)https://kakakumag.com/car/?id=18353

新型シビックe:HEVには「BOSEプレミアムサウンドシステム(12スピーカー)」が標準装備されており、高い装備水準を誇ります。トヨタ プリウスの最上級グレード(約344万円)と比較すると、シビックe:HEVは約50万円高い価格設定ですが、BOSEサウンドシステムなどの装備を考慮すれば妥当な価格差といえます。
参考)ホンダ「シビック」のグレード別の特徴や違いを比較解説!おすす…

旧型シビックハイブリッドの中古車は、2008年式で走行距離10万km超のものが車両価格28万円から、2009年式で走行距離4万km台のものが43.8万円で流通しています。支払総額は車両価格に10〜15万円程度を加えた金額となります。
参考)https://www.goo-net.com/catalog/HONDA/CIVIC_HYBRID/nenpi.html

シビック ハイブリッドメンテナンスとバッテリー寿命

シビックハイブリッドのバッテリーは、一般的に2年から3年程度使用すると寿命を迎えるとされています。ハイブリッドバッテリー自体はメンテナンスフリーですが、バッテリーの性能を維持するために、少なくとも3ヶ月に1度、30分以上走行することが推奨されています。
参考)https://seibii.co.jp/blog/contents/civic_battery

旧型FD3型シビックハイブリッドは年式が古いため、ハイブリッドバッテリーや電装系部品の劣化リスクが高く、年間平均で10万円近い修理費がかかる可能性があります。実際に、IMAバッテリー交換には20万円以上の費用がかかったという事例も報告されています。新型e:HEVやプリウスは保証期間が長く、部品も新しいため、トラブルによる出費は比較的少ないと考えられます。
参考)IMAバッテリー交換(ホンダ シビックハイブリッド・FD3)…

中古でハイブリッド車を購入する際は、バッテリーの状態確認が最も重要です。購入前に整備記録や燃費計のデータを確認し、販売員に依頼してバッテリーの診断を行うと、信頼性が高まります。バッテリー液のレベルが低いと無駄な電力を消費し、燃費が悪化するため、この兆候が見られる場合は要注意です。
参考)ホンダ シビック ハイブリッド バッテリーの消耗を防ぐ方法 …

シビック ハイブリッド乗り心地と静粛性

シビックe:HEVの乗り心地は、ショックアブソーバーが収束が早くビシッとした仕上がりです。新車の状態では乗り心地がきつく感じられることもありますが、ある程度走行距離が進むとマイルドに変化していきます。サスペンションはロールも少なくフラットな乗り心地を実現しており、試乗評価では9.0/10点という高得点を獲得しています。youtube​
参考)【試乗+採点評価】ホンダ シビックe:HEV (FL4)【8…

静粛性については、モーター駆動のため車内が静かである一方、ロードノイズや風切り音が入ってくるという意見もあります。絶対的な静かさではレヴォーグカムリに劣ると感じる場合もありますが、周波数特性的な聞こえ方が良く、疲れにくいノイズ特性を持っています。中域が抑えられフラット的な特性により、400万円クラスの車として十分な質感を提供しています。
参考)https://mistake-car.com/site-car/report/honda/civic/civicHV-fl4_1-4.html

静粛性の評価は8.5/10点とされており、高速走行域でも快適なドライブを楽しめます。ただし、タイヤの種類によってロードノイズの大きさが変わるため、標準装着のミシュランから他のタイヤに交換すると印象が変わる可能性があります。​

シビック ハイブリッド独自の魅力と選び方

シビックe:HEVは、ハイブリッド車ならではのシームレスな加速と、ガソリン車のようなエンジン音を再現するシステムを搭載しています。このシステムにより、走りにこだわる方でも満足できる仕上がりとなっており、専門家からも高い評価を得ています。モーター出力135kW(184PS)、最大トルク315Nmという力強いスペックにより、高速道路での追い越しも余裕を持って行えます。
参考)トヨタ プリウス とライバルのホンダ シビック e:HEV …

プリウスとの比較では、燃費性能はプリウス2リッターが28.6km/L、1.8リッターが32.6km/Lとプリウスが優位です。しかし、シビックはガソリンターボモデルに6速MTを設定するなど選択肢が豊富で、スポーティな走りを求めるドライバーには魅力的です。
参考)プリウスとシビックの比較|燃費と安全性で徹底比較

中古車を選ぶ際は、旧型FD3型は価格が安いものの、バッテリー交換などのメンテナンス費用が高額になるリスクを考慮する必要があります。新型e:HEVは価格が高いものの、カーリースを利用することで月々の負担を抑えながら最新技術を享受できます。認定中古車でバッテリー保証付きのものを選ぶか、新車で購入して10万km前に売却するという選択肢も賢明です。
参考)ハイブリッドの中古車はやめたほうがいい理由と購入時の注意点

ホンダのハイブリッドシステムの詳細については、以下のリンクが参考になります。

 

【公式】ハイブリッドバッテリーメンテナンスに関するFAQ

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