キャデラック エスカレード|価格・グレード・スペック・内装を徹底解説

キャデラック エスカレードはアメリカンラグジュアリーSUVの頂点に君臨する車です。圧倒的な存在感とフルサイズならではの広々とした室内空間、最先端の安全装備を備えたエスカレードの魅力とは何なのでしょうか?

キャデラック エスカレードとは

エスカレードの3つの魅力
🚗
圧倒的な存在感

全長5.4mを超えるフルサイズボディとキャデラック独自の彫刻的デザインが街中で圧倒的な存在感を放つ

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最大8人乗車可能

3列シートで最大8人が乗車でき、3列目を格納すれば2065Lの広大なラゲッジスペースを確保

パワフルなエンジン

6.2L V8エンジンが最高出力416馬力、最大トルク624N・mを発揮し、2.7トンを超える車重を力強く走らせる

キャデラック エスカレードは1999年に初代モデルが誕生して以来、アメリカンラグジュアリーSUVの頂点に君臨し続けている車です。フォードのリンカーンナビゲーターに対抗する形で発売され、ラグジュアリーな内装と重量感ある見た目から販売当初より爆発的な人気を獲得しました。現在販売されている第5世代モデルは2020年に発表され、2021年から日本でもデリバリーが開始されています。
参考)【キャデラック】エスカレードの歴史と中古車情報

エスカレードの価格とグレード展開


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2025年モデルのエスカレードは、プレミアム・プラチナム・スポーツの3グレード展開となっています。プレミアムは1,640万円からスタートし、最上級のプラチナムが1,740万円、スポーツが1,800万円という価格設定です。さらに2025年5月には50台限定の「スポーツ ローンチ エディション」が約2,000万円で発売され、専用の内外装と24インチホイールなど特別装備が与えられました。プレミアムグレードは第5世代エスカレードとして日本初導入となる8人乗り仕様を採用しており、専用のフロントグリルとホイールデザインが特徴です。
参考)Site Maintenance

公式サイトではエスカレードの詳細なスペック情報が確認できます

エスカレードのスペックと走行性能

エスカレードには6.2L V型8気筒OHVエンジンが搭載され、最高出力306kW(416馬力)/5,800rpm、最大トルク624N・m/4,000rpmという圧倒的なパワーを発揮します。総排気量は6,156ccで、ボア×ストロークは103.2mm×92.0mmとなっています。このパワフルなエンジンには8速オートマチックトランスミッションが組み合わされ、最高出力313kW(426馬力)、最大トルク623N・m(63.5kg・m)の圧倒的パワーに加速性と燃費性能を両立させています。駆動方式はフルタイム4WDで、オフロードでの走破性と牽引性能を向上させるLowレンジも搭載されています。
参考)Site Maintenance

エスカレードの内装と装備の充実度

エスカレードの内装は熟練の職人がカットアンドソーと呼ばれる製法で丁寧に仕上げており、38インチ以上の大きなOLED車載ディスプレイが搭載されています。最上級グレードのプラチナムには最高級アニリン仕上げのテハマレザーシートが装備され、上質で柔らかい手触りとゆったりとくつろげる快適な居住空間を提供します。ユニークなヒート&クールカップホルダーは冷たい飲物と温かい飲物の両方を保持でき、ヒートは60℃、クールは1.7℃の温度を保つことができます。さらにBOSE社製5.1chサラウンド・サウンド・システム(10スピーカー)が全モデルに搭載され、オーディオルームさながらの最高の音響空間を実現しています。
参考)キャデラックエスカレード(2004年1月~2015年2月)

装備 プレミアム プラチナム スポーツ
シート仕様 3列8人乗り 3列7人乗り
ディスプレイ 38インチ有機EL
オーディオ BOSE 10スピーカー
レザーシート 標準レザー テハマレザー 専用レザー

エスカレードの燃費と維持費はどのくらいか

エスカレードは6.2Lという大排気量エンジンを搭載しているため、燃費は街乗りで4km/L〜6km/L前後となりますが、高速道路では気筒休止機構が効いて10km/L程度まで伸びることもあります。年間維持費は約46万円から47万円程度が目安となり、内訳は自動車税111,000円、重量税24,600円、車検費用50,000円、自賠責保険13,340円、ガソリン代が年間走行距離5,000kmで約16万円程度です。2トンを優に超える車重を6.2Lエンジンで走らせてのこの燃費は、現代の基準からすればむしろ優秀と言えるでしょう。
参考)キャデラックエスカレードの維持費や燃費は?気になる人気モデル…

エスカレードの詳しい維持費シミュレーションはこちらで確認できます

エスカレードの先進安全装備とドライバーアシスト

エスカレードには最先端の安全装備が多数搭載されており、HDサラウンドビジョンやリアペデストリアンディテクションアラートなど、さまざまな安全・運転支援機能が標準装備されています。特に注目すべきはエンハンスドナイトビジョン機能で、夜間運転時に前方の歩行者や動物を熱感応式赤外線センサーが検知し、ドライバーディスプレイに映し出すことで肉眼では捉えにくい対象物を可視化します。フロント・オートマチック・ブレーキ(前進衝突被害軽減ブレーキ)は低速時に衝突の危険性を検知すると警報を発し、さらに自動的にブレーキをかける機能で、警報をシートクッションの振動か警報音に設定できます。HDサラウンドビジョンは車両周辺の状況をデジタルカメラで表示し、駐車時や障害物を避ける際に役立ちます。youtube​
参考)Site Maintenance

エスカレードの乗り心地と運転のしやすさ

全長5.4m、全幅2mを超えるビッグサイズのエスカレードですが、実際に運転してみると意外にも扱いやすく、高速道路はもちろん京都の街中でもさほど苦労せず走行できます。新型のフットワークにはドライバーとつながって動く印象があり、旧型に比べて随分と改善されています。街中での乗り心地もかなり向上しており、動きが全般的に滑らかでモダンになり、トラック風味はもうほとんど残っていません。特に圧巻なのが高速ドライブで、90km/h前後のクルージングが最高に気持ちよく、4つのタイヤが極めてスムーズに回っている印象を受けます。さらに120km/h前後の高速域でもバタつくことなく、足回りの動きにしっかりと踏ん張った感があって安心して身を任せていられます。
参考)西川淳の「SUV嫌いに効くクスリをください」 キャデラック …

走行シーン 燃費 特徴
街乗り 4〜6km/L 滑らかな乗り心地でモダンな動き
高速道路 10km/L 90km/h巡航が快適で気筒休止機能が効く
高速域 - 120km/hでもバタつかず安定した走行

エスカレードのボディサイズと室内空間の広さ

エスカレードのボディサイズは全長5,400mm×全幅2,065mm×全高1,930mmで、ホイールベースは3,060mmとなっており、日本国内で販売されているSUVで最も大きなサイズです。第5世代エスカレードはプラットフォームから一新され、ホイールベースを延長したことで2列目および3列目シートの足元スペースを大幅に拡大しました。特に3列目シートはリアサスペンションを独立式としたことで、従来モデルに比べて約40%も広くなり、より自然な姿勢で座れるようになりました。ラゲッジ容量も大幅に拡大され、7人乗車時での容量は722Lと従来モデルより70%も増加しており、3列シートを格納すれば2,065Lという広大なスペースが生まれます。
参考)エスカレード(キャデラック)|中古車・新型・価格・燃費情報な…
​youtube​

エスカレードの歴史と世代ごとの進化

エスカレードは1999年に初代モデルが誕生し、フォードのリンカーンナビゲーターの対抗車種としてキャデラックから発売されました。2代目(2002年〜2006年)では5.3Lと6Lエンジンの2種類がラインナップされ、特に6Lエンジンのパワーは圧倒的でした。3代目(2006年〜2014年)は6.2Lエンジンでさらにパワーアップし、22インチの大型アルミホイールも選択可能となり迫力が増しました。4代目(2014年〜2020年)では日本にプレミアムとプラチナムの2グレードが導入され、ロードノイズが聞こえないほどの静粛性を備えワンランク上の高級SUVとなりました。現行の5代目は2020年から販売されており、6.2Lエンジンを採用し昔ながらの車の良さを体感できる車両として人気を集めています。​

エスカレードを選ぶべき理由と競合車との比較

エスカレードはアメリカの成功の象徴とも言われ、海外映画やドラマでVIPの車として登場することも多く、世界中のセレブに愛用されています。同じフルサイズSUVとして比較されることの多いハマーH2と比べると、エスカレードは燃費と乗り心地が優れており、スタイリッシュでかっこいいデザインが特徴です。内装もなかなか良く、3列シートがゆったりと配置されている点が高く評価されています。国産のランドクルーザーzxと維持費を比較しても、両車とも年間約46万円〜47万円程度と同程度で、エスカレードは自動車税がやや高いものの、ガソリン代は若干安く済みます。エスカレード独自の逞しさと気品、そして最先端の安全装備とラグジュアリーな内装は、他のSUVにはない唯一無二の魅力と言えるでしょう。
参考)海外映画で活躍するアメ車「キャデラック エスカレード」の維持…


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