ホンダWR-Vの外観カスタムで最初に検討すべき項目は、フロント周りの改造です。純正バンパーはシンプルで洗練されたデザインが特徴ですが、エアロパーツやグリル交換によって印象を大きく変えられます。特にフロントリップやハーフスポイラー、フロントアンダースポイラーの装着は、「後付け感」を感じさせない自然なデザイン性が評価されており、オーナーの満足度が高い分野です。
WR-Vのカスタムベースとしての魅力は、手に入れやすい価格帯と、シンプルで直線的なサイドビューにあります。このプレーンなフォルムがカスタムの可能性を引き出し、様々なスタイリング方向性を実現できるキャンバスとなっています。同じホンダのフリードやステップワゴンと比べ、SUVとしてのワイルドな外観を活かしつつドレスアップできる点が、多くのカスタマーから支持される理由です。
実際のオーナー事例では、フロントグリルをメッキタイプからメッシュタイプに変更することで、「思った以上に印象がガラッと変わる」という声が数多く聞かれます。フロントグリル一つでゴージャスな雰囲気にも、スポーティーで引き締まったフェイスにもなる点が、外装カスタムの魅力です。
ホイール交換は、カスタムの王道であり最も効果的な方法です。ホンダWR-Vは15インチから19インチまでのホイール装着事例が報告されており、インチアップによるイメージ変更が顕著です。ホイールカラーの選択もボディカラーとの相性を大きく左右し、ブラック系、ゴールド系、メタルグレーなど多彩な選択肢から自分のスタイルに合わせて選べます。
オーナーの実例では、16インチのメタルブラックホイールで「デザイン的にワンサイズ大きく見える視覚効果」を報告しており、インチダウンしながらも大型ホイール装着時と同等の迫力を実現しています。軽量性も重要な検討材料で、ホイールの重量が1本あたり15kg異なるだけで、加速や燃費に影響するためです。
セミグロスゴールドやセミグロスシルバーなどのトレンドカラーを採用するオーナーも増えており、ホンダWR-Vの白やシルバーボディとの組み合わせで、洗練されたプレミアム感を演出できます。タイヤの空気を窒素充填にすることで、耐圧性能が向上し、走行感覚の向上を実感するオーナーも多くいます。
ホンダWR-Vの顔となるフロントグリルの交換は、クルマ全体の印象を180度変える最強のカスタム項目です。純正のグリルは、ホンダのコーポレートアイデンティティを表現する八角形デザインですが、これを交換することで、スポーティ、ゴージャス、クラシックなど複数のテイストを実現できます。
メッキタイプのグリルはゴージャスで高級感を演出し、メッシュタイプはスポーティーで引き締まった印象を与えます。さらに進んだカスタムとしては、DAMDが発表した「WR-V REVERB」のような角目ハロゲンヘッドランプへの交換キットも登場しており、90年代アメリカンクラシックなデザインをWR-Vで実現することが可能になりました。この製品は東京オートサロン2025で大きな話題となり、「昔のアメ車のデザインは好きだけど耐久性やメンテナンスに不安がある」というユーザーニーズに応えるものとして注目を集めています。
オプショングリルとメッシュネットを組み合わせることで、下部のがら空き感を解消しつつ異物の混入を防ぎ、機能性も向上させられます。フロントエンブレムをマッドレッドにラッピングするなど、細部のアクセントが全体の完成度を高める重要な要素となります。
ホンダWR-Vのエアロパーツは、フロントリップ、サイドステップ、リアウィング、フューエルリッドカバーなど、多彩なバリエーションが用意されています。フロントアンダースポイラーは、純正バンパーと一体化しているような自然なデザインが特徴で、社外品や無限のエアロパーツは、個性的でスポーティなデザインが多いのに対し、後付け感のない統一感を実現しています。
リアビューのエアロパーツも充実しており、サイドの細かい面構成が特徴的で目を引くリア加工が可能です。両面テープで貼り付けるだけのフューエルリッドカバーやリアゲートエンブレムは、施工難度が低く、気軽にカスタムを始めたいユーザーに最適です。エンブレムレス仕様への変更により、シンプルでスッキリした後部デザインを演出できます。
無限などの有名カスタムメーカーのエアロセットを採用することで、フロントから後部まで統一感のあるスポーティなスタイルを実現できます。「フルカスタムコンプリートカー」として新車納車時からフルカスタム状態で納車されるサービスも登場しており、ローンに組み込むことで負担を軽減する選択肢もあります。
ホンダWR-Vの内装カスタムは、外装と異なり、高級感を追求できる分野です。ステンレスパネルやガーニッシュの装着により、室内空間を一段階グレードアップさせられます。フロントロアーガーニッシュやフロントフォグランプガーニッシュなど、鏡面ステンレス製のパーツは、SUVとしてのワイルドさと上質感を両立させる効果があります。
両面テープで貼り付けるだけの施工が可能なため、DIYでも実施しやすい点が魅力です。ブライツなどのメーカーから発売される鏡面ステンレスガーニッシュは、コーナー部分の「寂しさ」を解消し、キラキラとした高級感を演出します。内装パネルの張替えにより、本革風やカーボン調など、多彩なテイストで室内空間を変身させることもできます。
「キラキラ化」という表現がオーナーコミュニティで使用されるほど、内装の細部にこだわるカスタムが定着しており、外装のスポーティ化と組み合わせることで、オンとオフの使い分けが可能な、洗練されたWR-Vを実現できます。特にSUV系のボディワークを活かしつつ、フロント周りの質感を向上させるアプローチが支持されています。
参考リンク：ホンダアクセサリー WR-V専用カスタムパーツラインナップ
https://www.honda.co.jp/ACCESS/wr-v/
参考リンク：WR-V カスタム実例とオーナーレビュー みんカラ
https://minkara.carview.co.jp/car/honda/wrv/custom/
参考リンク：DAMDのWR-V REVERBについてアメリカンクラシックなカスタムキットの詳細
https://autoc-one.jp/honda/wr_v/newmodel-5034446/
