新型RAV4の最もお手頃なグレードはCORE(コア)で、ハイブリッド車のみの展開となります。予想価格は約400万円からとなっており、ガソリン車の廃止によって標準仕様がハイブリッド駆動に統一されました。前モデルの最安グレードXガソリン4WDが323万7300円だったことを考えると、機能向上分で約15万円程度の価格抑制がなされている設計です。
COREグレードには新開発のハイブリッドシステムが標準搭載され、システム合計出力は236馬力(AWD)を発揮します。AWD(全輪駆動)が標準設定となり、悪路走破性やファミリー層への安心感が大きく向上しているポイントです。装備面では10.5インチのデジタルメーター、スマートフォン連携機能、運転支援システムが組み込まれます。
新型RAV4の主力となるハイブリッドシステムは、第5世代に進化したトヨタ最新技術を搭載しています。フロントアクスルにシリコンカーバイド半導体を採用することで、小型化と高効率化を実現しました。システム合計馬力は236馬力(AWD)、226馬力(FWD)に達し、従来型比で20馬力以上の性能向上を達成しています。
燃費性能では大幅な改善が見込まれており、カタログ値で20km/L超の実現が予測されています。駆動伝達系の損失低減設計により、ガソリン代ランニングコストを大幅に削減可能です。新型ハイブリッド車の価格帯400~450万円は、同クラスの競合SUVと比較して高い費用対効果を提供します。
プラグインハイブリッド電気自動車(PHEV)グレードの価格帯は580~650万円を予想しており、前モデルのZ グレード(566万1700円)から約15万円程度の上昇見込みです。新型PHEVには、トヨタ初採用となる第6世代ハイブリッドシステムを基盤にした新開発プラグインハイブリッドシステムが搭載されます。
システム合計出力は最大320馬力に達し、前モデル比で18馬力の性能向上を実現しています。最大の進化はEV航続距離の大幅延伸で、従来の95kmから150kmへと延長されました。大容量駆動用バッテリー、高出力充電器対応、DC急速充電機能(約30分で80%充電可能)が新たに追加されています。
新型RAV4の価格設定は、トヨタのSUVラインナップ内で中核的なポジショニングを維持しながら、競合他社との差別化を狙う戦略的プライシングとなっています。カローラクロス(約220~350万円)とハリアー(約470~700万円)の間に新型RAV4(約390~650万円)を配置することで、予算帯ごとの顧客需要を細分化カバーしています。
日本市場での発売は2025年度内(最速で12月)が予定されており、受注開始時点から高い関心が見込まれています。北米での人気が日本国内での需要予測を支えており、グローバル供給体制の確立も価格競争力維持の要因となっています。同時期に発売予定のハリアー新型との価格・装備バランスも、購入検討者の判断基準として重要な役割を果たすでしょう。
新型RAV4の購入判断では、価格帯だけでなく独自の設計思想「Life is an Adventure」を体現した機能性評価が重要です。エクステリアデザインは「どこへでも行けそう」というコンセプトを3つのスタイルバリエーション(CORE、ADVENTURE、GR SPORT)で表現し、内装は「なんでもできそう」という実用性を追求しています。
新開発の電動ブレーキシステム(ECB)とモーター出力12%向上により、RAV4ならではの走破性が大幅に向上しています。V2H(ビークル・トゥ・ホーム)対応のPHEV車は、自宅での給電機能を活用でき、災害時の電源確保や日常の電力運用コスト削減が可能です。トヨタ初搭載となるAI搭載プラットフォーム「Arene」により、OTA(Over The Air)アップデートによる将来機能追加対応も実現されます。
参考:トヨタ グローバルニュースルーム 新型「RAV4」を世界初公開
https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/42758102.html
参考:新型RAV4の第5・第6世代ハイブリッドシステムの詳細仕様について
https://motor-fan.jp/article/42837/

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