プロボックスSUVカスタムの基本パッケージは約300万円で提供されており、商用車とは思えないタフな外観に仕上がります。カージャパンが手がける「プロボックスLU55クラシックスタイル」では、以下の基本仕様が含まれています。
基本パッケージ内容:
これらの基本仕様により、全長4.2m級のちょうどいいサイズ感を保ちながら、SUVとしての機能性を大幅に向上させています。特に2インチのリフトアップは、最低地上高を確保してオフロード走行を可能にする重要な改造です。
リフトアップはプロボックスSUVカスタムの核心部分です。2インチ(約5cm)の車高アップにより、悪路での走破性が大幅に向上します。この改造により、通常の乗用車では通れない林道や河原道でも安心して走行できるようになります。
タイヤカスタムの詳細:
中古車市場では、すでにリフトアップ済みの車両も流通しており、カスタム済み車両の人気の高さを物語っています。ただし、リフトアップ施工時は車検対応の範囲内で行うことが重要です。
内装カスタムでは実用性とスタイリッシュさの両立が図られています。レザー調シートカバーは、泥汚れなどのお手入れが楽になるだけでなく、商用車らしさを払拭する重要な要素です。
内装カスタムのポイント:
さらに、純正SDナビや地デジTV、バックカメラなどの電子機器装着により、アウトドアでの利便性も大幅に向上します。釣り好きには欠かせないロッドホルダーの取り付けも人気のオプションです。
エクステリアカスタムでは、商用車の無骨さを活かしつつ、SUVらしいタフな外観を実現しています。2025年に公開された「Brat仕様」や「ハードカーゴ仕様」では、より攻撃的なデザインが採用されています。
エクステリアの特徴:
特に注目すべきは、全塗装による色変更です。グリジオメディオなどの特別色や、マットブラックなどの個性的なカラーリングが可能で、他人と被りにくいオリジナリティを演出できます。
プロボックスSUVカスタムの大きな魅力の一つが、維持費の安さです。ベース車両が商用車であるため、部品代が安く、全国どこでも整備が可能という利点があります。
維持費のメリット:
中古車市場では、プロボックスの価格帯は48万円から390万円と幅広く、カスタム度合いによって価格が大きく変動します。特にSUVカスタム済み車両は人気が高く、将来的な資産価値も期待できます。
現在、多くの企業で貨物用社用車として使用されているプロボックスですが、アウトドアブームの影響でカスタムベースとしての需要が急増しています。TwitterやInstagramなどのSNSでも「無骨でカッコイイ」「アウトドアに良さそう」といった好意的なコメントが多数見られ、今後もこの傾向は続くと予想されます。
プロボックスSUVカスタムは、実用性とスタイリッシュさを両立させた理想的なアウトドア車両として、多くの愛好家から支持を集めています。約300万円という価格設定も、本格的なSUVと比較すると非常にリーズナブルで、コストパフォーマンスに優れた選択肢といえるでしょう。