ダイハツブーン中古は相場・燃費・選び方を確認し購入を検討

ダイハツブーン中古の相場・燃費・選び方

ブーン中古購入のポイント

💰

相場と価格帯の特徴

現行モデル（2016年～2023年）は41～165万円、旧モデル（2010～2016年）は26～101万円、初代（2004～2010年）は22～165万円の幅広い価格帯

⛽

優れた燃費性能

最新型（2WD）で28.0km/L、旧型（2010～2016年）で20.8km/L、初代（2004～2010年）で約21km/L相当。ガソリン普通車として業界トップクラスの燃費

🔧

高走行距離の故障リスク

オルタネーター、エアコンコンプレッサー、CVTミッション、パワステなど経年劣化による故障のリスク。購入前に整備状態の確認が必須

このページの目次

ダイハツブーン中古の相場・燃費・選び方

ダイハツブーン中古の価格相場と年式による差

ダイハツブーンの中古車市場では、年式によって価格が大きく変動します。最新型（2023年式）の中古相場は最高で119.2万円、2022年式（3年落ち）で88～95万円程度が相場です。さらに年式が古くなるにつれて価格は急速に下落し、2016年式（9年落ち）では8.9～60万円、2010年式（15年落ち）では6.1～9.6万円となります。

走行距離別では、0～1万km未満で最高25.2万円、2～3万km未満で約32万円、5～7万km未満で約76万円と、走行距離が少ないほど高値で取引されています。市場に流通している台数は年式2016～2020年が中心で、この時期のモデルは供給量が多いため比較的手頃な価格で購入できます。

買取相場もほぼ同様の傾向を示しており、売却を検討している場合も年式と走行距離が主な査定要因となります。

参考リンク：価格変動の詳細データについて
グーネットブーン中古価格相場ページ

ダイハツブーン中古の燃費特性と維持コスト

ブーンの大きな特徴は、コンパクトカーながら優れた燃費性能です。現行モデル（2016年以降）は2WD車で28.0km/L、4WD車で24.4km/Lのカタログ燃費を実現しており、ガソリンエンジンの普通車として業界トップレベルの効率を誇ります。

旧モデル（2010～2016年）でも20.8km/Lを達成しており、初代モデル（2004～2010年）と比較すると大幅な改善が見られます。燃費の向上は2016年のフルモデルチェンジにより実現し、軽量化とエンジン効率の向上が寄与しています。

実際の購入では、年式が新しいほど燃費が良好であり、維持費も低減できるため、長期的な総支払額を考慮すると多少高価でも新しい年式の選択が有利になる場合もあります。

参考リンク：燃費の詳細比較情報
カーセブンブーン燃費比較ページ

ダイハツブーン中古購入時の故障リスクと注意点

ダイハツブーンの中古購入で特に注意すべき点は、走行距離の多い車両における故障リスクです。部品業者の実例では、オルタネーター（発電機）の故障事例が多く報告されており、高走行距離車の場合は修理費用が高額になる傾向があります。

その他の注意すべき部品としては、エアコンのコンプレッサー、CVTミッション、パワステ関連、ラジエター、各種センサー部品、ドアミラー、パワーウインドなどの電装品が挙げられます。特にCVTミッションは修理費用が高額になるため、シフトの異音や加速時の違和感がないか、試乗時に念入りにチェックが必要です。

購入前の点検では、内装の状態、特にシートの傷みや装備品の動作確認も重要です。修復歴の有無を必ず確認し、事故歴がある車両は避けるのが賢明です。

参考リンク：故障リスクの詳細情報
中古車の弱点解説サイトブーン故障情報

ダイハツブーン中古のグレード選択と賢い購入方法

現行モデル（2016年～2023年）のグレード構成は、基本グレードの「X」から始まり、「X SA II」「X SA III」などの安全装備強化版、中級グレードの「CILQ」シリーズ、そして最上位の「STYLE」グレードまで展開しています。安全運転支援システム「スマートアシストIII」を搭載したグレードを選ぶことで、予防安全面での安心が得られます。

市場では「CILQ SA II」や「STYLE SA III」が流通量が多く、装備と価格のバランスが良好なため狙い目となります。装備面では、SDナビ、バックカメラ、ETC、シートヒーターなどが人気装備です。購入時には複数の中古車サイト（グーネット、カーセンサー、価格.comなど）で同条件の車両を比較することで、相場より割安な物件を発見できる可能性が高まります。