
Polaris スノーモービル INDY スノーモービルヒッチ
スノーモービルを楽しめる施設は、北海道を中心に全国の積雪地域で展開されています。アクティビティジャパンの予約データによると、人気第1位は富良野・美瑛・トマム、第2位は札幌、第3位は石狩・空知・千歳と、上位3位を北海道が独占しています。本州では、長野県の安曇野・大町が第5位、岐阜県の飛騨・高山が第6位、新潟県の湯沢・苗場が第7位にランクインしており、関東からアクセスしやすいエリアも人気です。
参考)スノーモービル免許取得方法と初心者から乗れる場所・人気体験ツ…
北海道では、札幌近郊で総距離90kmもの山岳樹海コースを展開する施設があり、日本海が一望できる絶景を楽しみながら野生動物との遭遇も期待できる「大人の贅沢な雪遊び」を体験できます。白馬エリアでは日本アルプスの山麓を走るツアーが催行されており、近代的で快適なスノーモービルで壮大な景色とスピード感を堪能できます。新潟県の苗場スキー場では、専用コースや雪原、森の中など白銀の世界へガイド付きでツーリングに出かけられます。
参考)スノーモービル in 苗場スキー場 2025-26
スノーモービル体験ツアーの料金は、コースの長さや時期によって異なります。一般的な60分ツアーの場合、一人乗り(シングル)で16,000円~18,000円、二人乗り(タンデム)で24,000円前後が相場です。繁忙期である12月下旬から3月上旬のハイシーズンには、一人乗りが20,000円~27,000円、二人乗りが30,000円~40,500円と料金が上がります。
参考)スノーモービル体験・ツアーのアクティビティ・遊び・体験・レジ…
90分のエキサイティングコースでは、通常期で一人乗り23,000円、ハイシーズンで27,000円と、より長時間のツアーは高額になります。予約はツアー希望時間の24時間前までに行う必要があり、オンラインの予約フォームから申し込むことができます。空きがあれば予約なしでも参加可能ですが、待ち時間が発生する可能性が高いため、事前の電話確認や予約が推奨されます。
参考)よくあるご質問
レンタル装備(スノーウェア・ブーツ・グローブ・ヘルメット)は料金に含まれている施設が多く、手ぶらで参加できる点も魅力です。
参考)白馬スノーモービル
初心者でもスノーモービルを楽しめる理由は、運転に免許が不要という点にあります。自転車に乗れる程度の年齢であれば、車やバイクの運転経験がない方でも操作できる手軽さが魅力です。ただし、長距離コースや複雑なコースを走るツアーでは、受講料4,000円前後で約1時間の簡単な講習を受けることで取得できる認定証が求められる場合があります。
参考)初心者でもスノーモービルに乗れる?スノーモービルの魅力につい…
体験ツアーでは、最初に扱い方の講習と乗車練習が行われるため、全く初めての人でも安心です。ガイドが先頭に立って同行し、専用コースや雪原を走行するため、安全面にも配慮されています。一人乗りは基本的に16歳以上から可能で、お子様との二人乗りも対応しています。ただし、運転者は大人の男性に限定される施設もあり、女性とお子様の二人乗りは安全上の理由から断られる場合があります。
参考)FAQ
10分の短時間体験からロングコースのツーリングまで、幅広いプランが用意されており、初心者は短めのコースから始めることをおすすめします。
スノーモービル体験に必要な服装は、防寒性と防水性を兼ね備えたものが基本です。上下のウェアはスキー・スノーボード用が防寒と運動性の点で推奨され、転倒時のエンジンの熱でパンツが破れることがあるため、使い古したものがあればなお良いとされています。防寒作業着も適しており、BMWやKTMのラリースーツも使用可能です。
参考)Equipment href="https://hokkaido-snowbike.com/2021/12/20/equipment-%E8%A3%85%E5%82%99%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/" target="_blank">https://hokkaido-snowbike.com/2021/12/20/equipment-%E8%A3%85%E5%82%99%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/amp;#8211; 必要な装備 href="https://hokkaido-snowbike.com/2021/12/20/equipment-%E8%A3%85%E5%82%99%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/" target="_blank">https://hokkaido-snowbike.com/2021/12/20/equipment-%E8%A3%85%E5%82%99%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/amp;#8211…
アンダーウェア(下着)は、寒さ対策だけでなく発汗を考慮して、コットンを避け吸湿・速乾性の高い化繊やウール素材を選ぶ必要があります。氷点下の気温では汗で下着が濡れたまま放置すると凍傷や低体温症を招く危険があるため、汗かきな方はドライレイヤーの着用も検討すべきです。手袋は、素手にならずに食事や靴紐を結べる薄手のインナーグローブと、保温性・防水性のある雪山用オーバーグローブの二重構造が必須です。
参考)雪上技術訓練 – 装備・服装リスト
ネックウォーマーは首回りの防寒に効果的で、防寒ブーツまたはスノーブーツも必要です。ゴーグルは晴天時にはサングラスでも代用可能ですが、吹雪や大雪の際には必須となります。鍵・携帯電話・財布などはポケットにしっかり入れるか内ポケットに収納し、粉雪の中で落とし物を探すのは困難なため注意が必要です。
多くの施設では有料または無料でレンタル装備を提供しており、スノーウェア・ブーツ・グローブ・ヘルメット一式が含まれます。
参考)アクティビティ
スノーモービルは時速100km近くのスピードが出る乗り物であり、安全対策は最優先事項です。ヘルメット着用は必須で、カナダ規格やDOT規格などのスノーモービル用認証ヘルメットを使用する必要があります。頭部外傷はスノーモービル事故における死亡と重傷の主な原因であるため、自転車用ヘルメットではなく専用品を使用することが重要です。
参考)https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC2720905/
年齢制限として、16歳未満の子供はスノーモービルを操縦すべきではないとされています。これは、安全に運転するには力量、技術、成熟度が必要だからです。また、6歳未満の子供は同乗者としても乗車すべきではなく、長時間にわたり高速で凸凹した地面を走行する際にしっかりと掴まり続ける体力とスタミナが必要です。
走行時の注意点として、深雪や新雪ではアクセルを緩めずに一気に走行することが鉄則で、停止するとスタックして動けなくなります。ジャンプ時はステップハウスから少し足を抜き、中腰姿勢で体を前方に持っていき、ハンドルをしっかり握ることが重要です。山間や林道では幅員が狭く起伏が激しいため、スピードを控えめにし、早めの体重移動で小回りできるよう心掛けます。
参考)http://tatsujin23.web.fc2.com/snowmobile/ride/index.htm
天候条件にも十分注意が必要で、吹雪・大雪、濃霧、大雨などツアーの安全運行に支障をきたす場合は中止となることがあります。
スノーモービルを自己所有する場合、新車の価格は軽自動車や普通自動車と同程度の150万円から200万円近くになります。ヤマハのサイトでは、最も安いモデルで本体価格91万8千円、最も高いモデルで133万3千円(消費税別)となっています。
参考)スノーモービルの主要メーカーや価格などについて
経済的負担を抑えたい方には中古車という選択肢があり、新車より僅かに安く、豊富な在庫から選べる魅力があります。専門業者やバイク販売業者のインターネットサイト、冬季アウトドアが盛んな地域の販売店で扱われています。ただし、中古だからこそ安全性の確認は必須で、整備状態や安全保証をきちんとチェックする必要があります。
所有ではなくレンタルも選択肢の一つです。札幌のレンタル業者では、基本料金が24時間以内で33,000円(税込)、追加1日毎に33,000円となっています。オペレーター付きの場合は9時から15時までの6時間で33,000円(税込)です。長期割引も用意されており、5日以上で追加料金が90%、41日以上で50%と割安になります。
参考)スノーモビルレンタル
レンタルには自賠責保険と任意保険(対人8,000万円・対物200万円・搭乗者500万円)が含まれており、配達や引取りが必要な場合は別途出張料がかかります。
スノーモービルの免許取得方法と体験ツアーの詳細情報
スノーモービル体験ツアーの予約方法や人気エリアの詳しい情報が掲載されています。
日本スノーモビル安全普及協会のQ&Aページ
スノーモービルの安全な乗り方や法規制についての権威ある情報源です。