純正のトレイを買えば失敗しないと思っているなら、実は約4,000円分を損しているかもしれません。
スバル フォレスター(特に新型SL系)のセンターコンソールボックスは、容量こそ大きいものの、その「深さ」がかえって使いにくさの原因になっています。実際のユーザー口コミでも「デフォルトが深すぎるので2段にしたくて購入」という声が多数見られ、ノーマル状態のままでは小物を取り出すたびに腕を深く突っ込む必要があります。
ちょっとした不便ですが、毎日の乗降で積み重なると意外とストレスになります。
センターコンソールトレイは、この深いスペースに「中板」を差し込むことで、上段と下段の2層構造を作り出すアイテムです。上段には財布やスマホ、サングラスなどよく使うものを置き、下段には充電ケーブルやETC本体など普段は触らないものを収めるという使い分けができます。コンソールボックスの縦方向の深さは、大人の手首くらい(約15〜18cm程度)あるとされており、これをそのまま使うと底に何を入れたか分からなくなりがちです。
フォレスターの純正コンソールボックス設計では、ETCカード挿入口が右側手前に来るよう設置されています。そのためSL系専用に作られたトレイには、右前方を浅めに切り欠いた形状のものが多く、ETCの使用に支障が出ないよう工夫されています。この点を無視した汎用品を選んでしまうと、ETCカードの着脱ができなくなる場合があるため注意が必要です。
つまり「フォレスター専用設計かどうか」が条件です。
純正品と社外品のどちらを選ぶかは、フォレスターオーナーが最初に直面する判断ポイントです。スバルの純正センターコンソールトレイ(品番:SAA3250090など)は、ディーラーオプションとして税込み約6,600円で販売されています。仕上げには起毛素材が使われており、高級感と防滑性を兼ね備えた設計です。
一方、社外品はAmazonや楽天市場で1,100〜7,000円程度まで幅広く展開されています。
| 項目 | 純正品 | 社外品(SAMURAI PRODUCEなど) |
|---|---|---|
| 価格 | 約6,600円 | 約1,000〜7,000円 |
| 素材 | 起毛布製 | ABS樹脂+PVCゴムマット |
| ETC対応 | ○(SL系専用) | △(製品による) |
| ワイヤレス充電対応 | ○ | △(製品による) |
| フィット感 | 最高レベル | 専用設計品は同等 |
| 洗いやすさ | △(起毛は汚れが落ちにくい) | ○(ゴムマットは水洗い可) |
注目すべき点として、みんカラのレビューでは「純正センターコンソールトレイの起毛素材が好みじゃなかったので、社外品にしました。ぴったりハマっていい感じです。干渉もなし!」というコメントがあります。純正の起毛素材は日常的に小銭や砂埃が入り込みやすく、掃除しにくいというデメリットも報告されています。
社外品の代表格であるSAMURAI PRODUCEのコンソールボックストレイ(税込み約6,980円)は、ABS樹脂本体にPVC製ゴムマットをセットした構成で、ユーザー評価は5点満点中4.6(みんカラ調査)と非常に高水準です。これは純正品(評価3.3)を大きく上回る数値です。
これは使えそうです。
もう少し手頃な価格で試したい場合は、LANGBEANやFucaten、HUAHAOといった中国メーカーの専用設計品が1,100〜2,700円台で購入可能です。「中華製ですが造りも良くフィット、カード入れが便利」といったポジティブな口コミも多く見られます。ただし、SL5・SLGといった型式に対応しているか、購入前に必ず確認しましょう。
センターコンソールトレイの取り付け自体は非常に簡単で、基本的に「置くだけ」で完了します。ただし、フォレスターSL系特有の注意点を知らずに進めると、後から使いづらいと感じる原因になります。
取り付けの基本ステップは次のとおりです。
1. コンソールボックスのふたを全開にする
2. 内部にETC車載器が設置されている場合、右前方の形状を確認する
3. トレイを水平に保ちながら、コンソールボックスの壁面に沿ってゆっくり下ろす
4. トレイ底面の滑り止めゴムがしっかり接地していることを確認する
5. コンソールふたを閉めて干渉がないか確認する
注意が必要なのはワイヤレス充電機能との干渉です。フォレスターSL系には一部グレードにワイヤレス充電パッドがコンソール前方に内蔵されています。充電マット上にトレイをかぶせてしまうと充電ができなくなるため、ワイヤレス充電エリアを避けた設計の製品を選ぶ必要があります。
ワイヤレス充電対応かどうかは製品説明文に記載があることが多いので確認が原則です。
「YACのコンソールボックスインナートレイ」のように、最初は浮いてしまいスポッとはまるまでコツが必要な製品もあります(みんカラ2026年3月のレビューより)。無理に押し込もうとすると樹脂部が割れるリスクもあるため、向きを確認しながらゆっくり装着しましょう。充電ケーブルを引き回せるように切り欠きが設けられている製品を選ぶと、スマホ充電しながら収納するという使い方も実現できます。
フォレスターはこれまで複数の世代が存在し、型式ごとにコンソールボックスの形状が異なります。現在最も購入者が多いのは2025年4月発売の6代目SL系(SL5・SLG)ですが、5代目のSK系(2018〜2023年)もまだ多くのユーザーが使用しています。
型式を間違えると、せっかく購入したトレイが全く入らないという事態になります。
| 世代 | 型式 | 発売年 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 6代目 | SL系(SL5・SLG) | 2025年4月〜 | 新型・現行モデル |
| 5代目 | SK系(SKE・SKF等) | 2018〜2023年 | 多くのユーザーが所有 |
| 4代目 | SJ系 | 2012〜2018年 | 中古市場に多い |
SK系はコンソールボックスの深さや幅がSL系と異なるため、SL系専用と記載された製品はSK系には適合しません。逆も同様です。購入前に自分のフォレスターの型式を確認する方法は、車検証の「型式」欄を見るのが最も確実です。
また、グレードによっても注意点があります。SL系でETC車載器(純正)が装着済みの場合、コンソールボックス右前方にETCが収まっているため、ETC対応と明記された製品を選ぶ必要があります。逆にETC未装着車や、ETC2.0などをダッシュボードに設置している場合は、より多くの製品が選択肢に入ります。
価格帯と適合性を一度確認するなら、Amazonの「スバルフォレスターSL系 コンソールボックストレイ」カテゴリページで型式フィルターを使うのがスムーズです。
みんカラ:スバル フォレスター センターコンソール/コンソールボックス パーツレビュー一覧(実際のオーナーによる口コミ・評価が豊富)
ほとんどのフォレスターオーナーはトレイを1枚設置して終わりにしていますが、実は「2層重ね」という使い方が密かに広がっています。これは純正のセンターコンソールトレイ(または社外品の厚みの薄いもの)を下に敷き、その上にさらに薄型の社外トレイを重ねることで、3段階の高さ調整を生み出す方法です。
この方法は収納の細かさを格段に高めます。
みんカラには「スバル純正センターコンソールトレイの上から、別のSLフォレスター専用コンソールボックスを重ねてみた」というレビューが実際に投稿されており、複数製品を組み合わせて自分だけの収納レイアウトを作るオーナーも存在します。ただし2層重ねにすると合計の高さが増すため、コンソールボックスのふたが完全に閉まらなくなるリスクがあります。製品の厚さを事前に確認することが重要で、目安は2製品合わせて30mm以下が安全範囲とされています(コンソールボックスの内部深さは機種によって異なりますが、SL系は約45〜50mm程度が目安)。
また、コンソールボックスのふた裏に貼る「滑り止めシート」や「防傷フィルム」を組み合わせると、ふたを開けた際の小物落下もさらに防げます。このような組み合わせ活用は、市販のカー用品店(カーメイト、オートバックスなど)でも対応するアクセサリーが数多く販売されています。
フォレスターの内装を快適にするという目的から大きく外れないカスタムとして、費用対効果の高い手法と言えます。2層重ねは全体でも2,000〜4,000円以内で実現できることが多く、純正オプション1品(6,600円)よりも低コストで高い満足感を得られる可能性があります。
スバル公式:フォレスター純正アクセサリー一覧(センターコンソールトレイの純正品スペックと価格を公式で確認できます)

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