大阪オートメッセとはカスタムカー展示の関西最大級イベント

大阪オートメッセは毎年2月にインテックス大阪で開催される関西最大級のカスタムカーショーです。カスタマイズパーツの展示や最新モーターショーの見どころが満載で、車好きにはたまらないイベント内容となっています。初めて参加する方も楽しめる大阪オートメッセの魅力とは?

大阪オートメッセとは

大阪オートメッセの概要
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関西最大級のカスタムカーショー

1997年から開催され、毎年20万人以上が来場する国内有数のビッグイベント

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カスタマイズとエンターテイメントの融合

自動車カスタムを軸にした多様なクルマ文化と楽しさを追求するモーターショー

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毎年2月にインテックス大阪で開催

3日間にわたり350社以上が出展し、630台以上の展示車両が集結

大阪オートメッセは、1997年1月に第1回目を開催して以来、毎年開催されているカスタマイズカー中心のモーターショーです。自動車とカスタマイズを軸にした多様なクルマ・エンターテイメントを追求し、例年20万人以上の来場者を誇る国内有数、関西最大級のビッグイベントとなっています。
参考)オートメッセとは

開催時期は毎年2月で、会場はインテックス大阪(大阪国際見本市会場)です。主催はオートメッセアソシエイションで、出展数は250社以上、来場者数は20万人以上に達します。2025年の開催では出展社数が351社(前年286社)と大幅に増加し、展示車両台数は630台に上りました。
参考)https://www.wikipedia.cfbx.jp/wiki/index.php/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%A1%E3%83%83%E3%82%BB

大阪オートメッセの本質的な価値は、大阪らしく「オモロイ」ことに夢中になれる人々が集まり、ふれあい、語らい、来場者も主催者も一緒に楽しめるイベントであることです。2024年から新たなスローガンとして「オモロイ アシタ ムゲンダイ」を掲げ、人々の好奇心を刺激し、人とクルマの未来に向かって無限の可能性をデザインしています。
参考)https://l-tike.com/event/mevent/?mid=677737

類似イベントとして東京オートサロン、ナゴヤオートトレンドなどが挙げられますが、大阪オートメッセは関西地域を代表する最大級のカスタムカーイベントとして確固たる地位を築いています。​

大阪オートメッセの歴史と開催年

大阪オートメッセの歴史は1997年1月にまで遡ります。第1回目の開催から現在まで継続的に開催され、2025年には第28回目を迎えました。四半世紀以上にわたって愛され続けてきたこのイベントは、カスタムカー文化の発展とともに成長を遂げてきました。
参考)大阪オートメッセ2025をご紹介

開催場所については、基本的にインテックス大阪で行われていますが、1998年のみ大阪ドームで開催された歴史があります。これは会場の都合や規模拡大のための試みでしたが、その後はインテックス大阪に定着し、現在では1号館から6号館まで広大なスペースを活用した展示が行われています。​
年々規模が拡大し、2023年の実績では来場者数が205,462人を記録しました。出展社数も増加傾向にあり、2024年は286社、2025年には351社と大幅に増加しています。この成長は、カスタムカー文化への関心の高まりと、大阪オートメッセが提供する独自の価値が評価されている証といえるでしょう。
参考)大阪オートメッセ2024 - 2024年02月

大阪オートメッセは、東京オートサロンと並んで日本を代表するカスタムカーショーとして、自動車業界における重要なイベントの一つとなっています。1997年の初回開催から現在まで、一度も途切れることなく継続されてきたことは、主催者の情熱と来場者の支持があってこそ実現できたことです。​

大阪オートメッセの会場アクセスとインテックス大阪への行き方

大阪オートメッセが開催されるインテックス大阪へのアクセスは、公共交通機関と自動車の両方で便利な立地にあります。電車を利用する場合、最寄り駅は3つあり、大阪メトロ南港ポートタウン線の中ふ頭駅から徒歩約5分、トレードセンター前駅から徒歩約8分、中央線のコスモスクエア駅から徒歩約9分となっています。
参考)インテックス大阪へのアクセス

大阪市中心部からのアクセスも充実しており、新大阪駅からは約40~45分、大阪(梅田)からは約30分程度で到着できます。特に便利なのが、会期中に運行される臨時シャトルバスです。JR大阪駅桜橋口高架下から会場まで約35分の直通バスが運行され、料金は片道800円(現金のみ)となっています。
参考)電車でお越しの方|交通アクセス

コスモスクエア駅からは循環バスも運行されており、約5分で会場に到着でき、料金は片道150円(現金のみ)です。これらのバスは会期中のみの運行で、乗り換え不要で会場まで直行できるため、大変便利です。
参考)インテックス大阪へのアクセス|COSME Week【大阪】

駐車場も完備されており、自家用車での来場も可能です。ただし、イベント期間中は混雑が予想されるため、公共交通機関の利用が推奨されています。会場の住所は大阪市住之江区南港北1-5-102で、広大な展示スペースを有する日本最大級の国際展示場です。
参考)交通アクセス

大阪オートメッセのチケット料金と入場方法

大阪オートメッセのチケット料金は、前売券と当日券で価格が異なります。2025年の場合、一般チケットは前売2,700円(税込)、当日3,500円(税込)となっており、前売券の方が800円もお得です。一般チケットでの入場1枚につき、中学生以下1名まで保護者同伴に限り入場無料となっており、家族連れにも優しい料金設定です。
参考)関西最大級「大阪オートメッセ2025」前売券販売スタート!5…

若年層向けの特別優待チケット「U-22」も用意されており、2002年(平成14年)1月1日以降に生まれた方が対象です。U-22早割は前売1,350円で1月13日まで販売され、その後は通常のU-22チケットが前売1,600円、当日2,000円で購入できます。入場時には生年月日を証明できる書類(学生証や生徒手帳など)の提示が必要です。
参考)2月7・8・9日に開催の「第28回 大阪オートメッセ2025…

障がい者の方向けの特別優待チケットもあり、前売1,350円、当日1,750円となっています。障がい者手帳・療育手帳の提示が必須で、付き添い(介助人)1名まで同伴に限り入場無料です。なお、ペットの入場は不可となっていますが、パートナー犬(介助犬・盲導犬・聴導犬)は入場可能です。​
前売券の販売期間は開催日の約2ヶ月前から開催前日までで、2025年の場合は2024年12月1日から2025年2月6日まで販売されました。当日券は開催期間中(2025年2月7日~2月9日)に販売されます。チケットは公式ウェブサイトからの事前登録や電子チケットでの購入が可能で、当日会場でも購入できます。​

大阪オートメッセの見どころとカスタム展示の魅力

大阪オートメッセの最大の見どころは、何といってもカスタマイズカーの多彩な展示です。会場には国産・輸入車をはじめ、タイヤ、アルミホイール、スポーティングパーツ、カーナビゲーション、ドレスアップパーツなど、自動車関連のあらゆる商品が所狭しと並びます。自分好みに車を作り替える「カスタマイズ」をした自動車が多数展示され、車の見た目をカスタマイズする「ドレスアップ」や車の性能を変える「チューニング」車両の最新動向をチェックできます。
参考)大阪オートメッセ2024開催!開催内容や日程、駐車場、ライブ…

カスタムカーの展示では、EVカスタムの加速、オフロードスタイルの人気拡大、痛車文化の深化といった最新トレンドを見ることができます。特に注目されているのが、バッテリー管理技術やモーター制御のチューニングが進化したEVベースのカスタムで、単なるエコカーではなく「走り」を楽しめるEVが増加しています。ジムニーランドクルーザーといったSUVのカスタムも人気で、キャンプやアウトドア人気の高まりとともに実用性を重視したオフロードカスタムが進化を遂げています。
参考)【感想】大阪オートメッセ2025 参戦レポート|ヴェル兄|モ…

SUPER GT車両の展示とエンジンサウンドが聞けるコーナーも大きな魅力です。2024年シリーズGT500/GT300クラスのチャンピオンマシンが展示され、大型LEDビジョンでSUPER GTのレース映像やプロモーションビデオが放映されます。エンジン始動の瞬間には脳内に響くエンジン音が会場を包み込み、モータースポーツファンには見逃せない体験となっています。
参考)大阪オートメッセ2024に行ってきました!

各自動車メーカーのブースでは、コンセプトカーや最新のカスタマイズモデルが展示されます。日産からはフェアレディZやエクストレイルのカスタマイズカー、AUTECH SPORTS SPECなどが登場し、トヨタGAZOO Racingブースでは進化型GRヤリスをベースとした特別仕様車が展示されるなど、各メーカーが競うように魅力的な車両を披露しています。展示方法もダイナミックでインパクトがあり、バイクが丸ごと積んであったり、遊びのヒントが見つかりそうな展示が数多く見られます。
参考)「大阪オートメッセ2025」出展概要を発表

大阪オートメッセでの初心者向け楽しみ方と体験コーナー

大阪オートメッセは初めて訪れる方でも十分に楽しめる体験型イベントが充実しています。特に人気なのが、三菱デリカD-5の驚異の45度登坂体験イベントで、プロラリードライバーの運転で車の走行性能や機能を体験できるコーナーです。組数限定のため長蛇の列ができるほどの人気ぶりで、車の性能を身をもって体感できる貴重な機会となっています。
参考)意外と知らない!? 大阪オートメッセの「楽しみ方」を教えます…

レッドブルのピットストップチャレンジも見逃せない体験コーナーです。本物のF1マシンのタイヤ交換を行ってタイムを競うシンプルなゲームで、規定タイムをクリアするとプレゼントがゲットできます。タイヤは意外と軽いものの、工具が重く、ネジのつけ外しの際の音と振動が大きいという、プロの作業の難しさを実感できる貴重な体験です。​
トークショーやライブパフォーマンスも大阪オートメッセの楽しみ方の一つです。有名ドライバーやカスタムビルダーが登場し、開発秘話や技術解説を直接聞くことができます。2025年の開催では、山本彩、サンプラザ中野くん、EXILE MAKIDAIなどのアーティストがゲスト出演し、プロレーサーによるドリフトデモも行われ、会場中が興奮の渦に包まれました。​
eモータースポーツコーナーでは、グランツーリスモのシミュレーター体験や本格的な解説付きのレースが開催され、実際のレーシング体験を楽しむことができます。子供向けには「こどもビリティ」という新設エリアや「キッズお絵かき3Dレーシング」など、自分の描いた車がレースをする体験型コンテンツが用意されており、家族全員で楽しめる工夫がされています。​
トミカやミニカーの販売コーナーではお買得品や掘り出し物が見つかる可能性があり、展示会期間中の特別価格でパーツ類を提供するショップやメーカーも多数あるため、実際に購入を検討している方にとっても大変有益なイベントとなっています。中学生以下は入場無料(一般チケット購入者に同伴の場合)で、一般チケットも前売りなら当日より安く購入できるため、気軽に訪れやすいのも魅力です。​
大阪オートメッセ公式サイト - イベント概要、出展社情報、チケット購入方法の詳細が確認できます
インテックス大阪アクセスガイド - 会場への詳しい交通アクセス情報と駐車場案内が掲載されています