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ハイブリッドドライブモードとは、ハイブリッド自動車がモーターとエンジンを同時に使っている走行状態を指します。このモードでは、走行用モーターとエンジンを別々に駆動させるのではなく、エンジン駆動によって発電用モーターで発電を行い、その電力で走行用モーターを駆動させる独自の仕組みを採用しています。
参考)https://www.goo-net.com/knowledge/13088/
具体的には、高負荷での走行時やバッテリー容量が少ないときに、エンジンの高効率領域を使って発電用モーターを駆動し、発電した電力を走行用モーターへ供給することで、低燃費かつ力強い走りを可能にしています。このシステムでは、エンジンの効率が悪い発進時などではバッテリーに蓄えられた電気エネルギーによって走行用モーターのみを駆動し、速度が上がると自動的にハイブリッドドライブモードに切り替わります。
ホンダのSPORT HYBRID i-MMDシステムを例に取ると、発進・加速時にはエンジンを始動してハイブリッドドライブモードで力強く加速し、低中速クルージング時にはEVドライブモードとハイブリッドドライブモードを状況に応じて使い分けます。バッテリー充電状況に応じてシステムが自動的に最適なモードを選択するため、ドライバーは特別な操作を必要とせず、常に効率的な走行を実現できます。
ハイブリッドドライブモードの最大の特徴は、優れた燃費性能と走行性能を両立できることです。エンジンの力で発電した電気によりモーターのみで走行し、加速時にはバッテリーからも電力を供給しパワフルに加速するため、エンジンを常に効率の良い回転域で使用できます。
参考)ハイブリッドシステム Honda e:HEV 技術解説|テク…
トヨタのハイブリッド車では、市街地走行時にEVモードとハイブリッドドライブモードを効果的に使い分けることで、燃費性能を大幅に向上させています。実際の燃費データを見ると、ヤリス ハイブリッドのWLTCモード燃費は35.4~36.0km/L(2WD)という高い数値を記録し、特に市街地モードで36.1~37.3km/Lという優れた燃費性能を発揮しています。
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エコドライブモードと組み合わせることで、さらなる燃費向上も期待できます。エコドライブモードでは、アクセル操作に対する駆動力を穏やかにすると同時に、エアコンの作動を抑えることで、燃費の向上を意識した走行が可能になります。走行モードの特徴を理解し、状況に応じて使い分けることで、ハイブリッド車のもつ燃費性能をより引き出せるのです。
参考)ハイブリッドカーの走行モードについて
ハイブリッドドライブモードは燃費性能だけでなく、優れた加速力も提供します。エンジンとモーター両方の出力を活用することで、通常のエンジン走行では得られない力強い加速感を実現しています。
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ホンダのオデッセイ ハイブリッドでは、Sモード(スポーツモード)を使用すると、アクセルの踏み込みの量を変えていないのに、耳元で聞こえるエンジン音が大きくなり、車がグッと前に押し出されるように加速します。発進時の加速感は特に顕著で、シートにグッと押し付けられるような加速力を実感でき、制限速度に到達してもまだパワーに余裕がある状態です。
日産ノートe-POWERのSモードでは、ノーマルモードで感じた滑らかさに加えて、後ろからグッと押し出されるような力強さも感じられる加速力に変化します。アクセル操作に応じた加速Gとエンジン回転の上昇バランスを最適化することで、リニアな加速フィールを実現しています。
参考)日産ノートe-POWERの加速力に不満はなかった!?【試乗を…
モーターを「燃費」ではなく「パワー」のために使うハイブリッドシステムでは、高速道路の追い越し時や加速力が欲しいときに両方のパワーを発揮するモードが用意されています。これにより、日常走行での燃費性能と緊急時の加速性能を高次元で両立しています。
参考)モーターを「燃費」ではなく「パワー」のために使う! 驚異的な…
ハイブリッドドライブモードでは、走行中に自動的にバッテリー充電が行われる仕組みが組み込まれています。減速時やブレーキを踏んだ際のエネルギーを回収し、電力に変換してバッテリーに蓄える走行充電により、外部からの充電を必要とせず、効率的なエネルギー利用が可能です。
エンジン走行中には発電機(オルタネーター)が作動し、モーターを駆動するための電力をバッテリーに供給します。バッテリー充電状況によっては、停車中でもエンジンを始動させてハイブリッドドライブモードに切り替わることがあります。これは、バッテリーに充電する必要があるとシステムが判断した場合の動作で、常に最適な充電状態を維持するための機能です。
参考)https://www.honda.co.jp/factbook/auto/LEGEND/201411/P15.pdf
一部のプラグインハイブリッド車では、バッテリーチャージモードという機能も搭載されています。この機能を使用すると、走行しながらガソリンエンジンで発電した電気を駆動用電池に充電できます。例えば長距離ドライブから帰ってきて、深夜自宅周りを静かに走行したい場合に、充電した電力で静かに走行することができます。ただし、発電のためにガソリンエンジンが作動するため、HVモードでの走行時に比べて燃料の消費量が増える点には注意が必要です。
参考)トヨタ お問い合わせ・よくあるご質問
減速時には、タイヤの回転で走行用モーターを回して発電する回生を行い、運動エネルギーを電気エネルギーに変換してバッテリーに蓄えます。この回生ブレーキ機能はエンジンブレーキと同じような働きをし、シフトポジションをBにすると回生ブレーキが強く効くため、より多くのエネルギー回収が可能になります。
ハイブリッドドライブモードを日常運転で効果的に活用するには、走行シーンに応じた使い分けが重要です。ホンダのe:HEVシステムでは、走行状態に合わせてシステムが自動的に最適なモードを選択するため、ドライバーは特別な操作なしで効率的な走行が可能です。
具体的な活用法として、停車中または低速走行中はEV走行で静かに走り、走行中で強い負荷がかかっているとき(加速中や登坂中など)には自動的にハイブリッド走行に切り替わります。高速走行中かつ負荷が少ないときには、主にエンジンの動力で走行し、効率的な燃料消費を実現します。
トヨタのプリウスでは、ノーマルモード、エコドライブモード、パワーモードなど複数の走行モードが用意されており、通常の走行ではノーマルモードが燃費性能・静粛性・運転性能のバランスがよく適しています。燃費を重視したい時はエコドライブモード、力強い走りを楽しみたい時はパワーモードというように、走行シーンや使用状況に合わせて切り替えることで、ハイブリッド車の性能を最大限に引き出せます。
参考)トヨタ お問い合わせ・よくあるご質問
エコドライブモードでは、メーター内のハイブリッドシステムインジケーターのバー表示をエコエリアの範囲に保つことで、より環境に配慮した走行が可能になります。また、信号待ちや渋滞のときはシフトポジションをDにし、駐車するときはPにすることで、無駄な燃料消費を抑えられます。
参考)車を運転する前の準備|ハイブリッドシステムについて知っておい…
渋滞などエンジンの起動と停止を繰り返す場面では、アイドリングストップ機能をオフにすることも検討すべきです。頻繁なエンジンの起動と停止はバッテリーの寿命を縮める可能性があり、ガソリンの節約料金よりもバッテリーの交換費用の方が高くなる恐れがあるためです。利用するタイミングを見計らうことで、ハイブリッド車を長く快適に乗り続けることができます。
参考)ハイブリッド車でアイドリングストップを使用するときの注意点
参考リンク(ホンダの2モーターハイブリッドシステム技術解説)。
ハイブリッドシステム Honda e:HEV 技術解説|テク…
参考リンク(トヨタのドライブモード選択方法)。
トヨタ お問い合わせ・よくあるご質問

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