2025年秋の登場が最有力視されている新型ルーミーですが、公式発表はまだ行われていません。信頼性の高い複数メディアやディーラーからの情報を総合すると、発売時期は2025年10月~11月の間と見られています。
今回のモデルチェンジは「ビッグマイナーチェンジ」と位置づけられており、単なる一部改良ではなく「実質新型」と呼べるほどの大幅な変更が予定されています。外観デザイン、パワートレイン、安全装備、内装すべてにわたって大きく進化するため、現行型(2020年改良モデル)から約5年ぶりの大刷新となります。
完全なフルモデルチェンジ(プラットフォーム刷新)は、ダイハツの認証不正問題の影響により2027年6月以降に延期されています。本格的なDNGAプラットフォームの採用は次世代型で実現される予定で、2025年モデルはプラットフォームは現行型をベースにしながらも、ほぼ全ての領域が進化する仕様となります。
新型ルーミーの最大のトピックスは、シリーズ初となるハイブリッドモデルの追加です。搭載されるのは、ライズやロッキーで実績のある「e-SMART HYBRID」システムであり、このハイブリッド化により現行型の燃費課題が大幅に解決されます。
e-SMART HYBRIDはシリーズハイブリッド方式を採用しており、1.2L直列3気筒エンジンが発電専用として機能し、モーターが駆動を担当します。この方式により、特に市街地走行での静粛性と燃費性能が大幅向上。従来のガソリン車では市街地での加速時に高い負荷がエンジンにかかっていましたが、モーター駆動により低速域での滑らかさと力強さが実現されます。
最も注目される燃費性能は、WLTCモードで28~30km/Lを達成する見込みです。現行ガソリンモデル(16~19km/L)と比較して大幅な燃費向上が期待されており、年間走行距離が多いユーザーほど燃料費削減メリットは計り知れません。システム出力は約120馬力(予想)で、駆動方式はFF(前輪駆動)のみとなり、4WDの設定は無い見込みです。
一方、既存のガソリンエンジンも大幅に改良される予定です。現行の1.0L自然吸気エンジンは改良により滑らかな加速感を実現し、燃費は約18.4km/Lに向上。1.0Lターボエンジンは1.4Lエンジン並みの力強いトルクを発揮しながら約16.8km/Lの燃費を実現する見込みです。
新型ルーミーは、コンパクトカーの常識を覆すレベルの安全装備を搭載予定です。現行型の「スマートアシスト」から、トヨタ最新のToyota Safety Senseへと統一され、軽自動車以上・ミニバン未満という立ち位置にふさわしい安全性能へ進化します。
搭載される最新安全機能には以下が含まれます:自動ブレーキは歩行者・自転車対応に強化され、夜間の歩行者・バイク検知にも対応。全車速対応ACC(アダプティブクルーズコントロール)により、長距離運転の疲労が大幅に減少します。レーンキープアシストと標識認識システムは、高速道路での運転負荷を軽減。さらにブラインドスポットアラート(BSM)とリアクロストラフィックアラートの搭載により、車線変更時や駐車場での後退時の不安が大幅に軽減されます。
新開発ステレオカメラの採用により、衝突警報・回避支援ブレーキの性能が従来モデルから大幅に向上。これらの機能によりコンパクトカーながら高級車レベルの安全機能を実現し、子育て世代や介護送迎に使用するユーザーも安心して利用できる仕様となっています。
外観デザインは、コンパクトカーらしい軽快さを保ちつつ、存在感を高めるデザインへと進化します。アルファード級の押し出し感のあるフロントマスク、薄型LEDヘッドライト、大型メッキグリルで都会的な迫力を演出。スポーティなカスタムモデルには専用クロームアクセントが装備される見込みです。
ボディサイズに関しては複数の予想情報がありますが、全長は3,700mm~3,795mm程度、全幅は1,670mm~1,675mm、全高は1,735mm程度、ホイールベースは2,490mm~2,500mm程度とみられています。5ナンバーサイズを維持し、日本の狭い道路や駐車場での扱いやすさは健在です。
内装の最大の変更点は、10.5インチの大型インフォテインメントシステムの採用です。現行モデルからの大幅サイズアップにより、ナビの視認性・操作性が格段に向上。ワイヤレス接続(Apple CarPlay/Android Auto)対応で、若い世代のニーズに対応した充実のコネクティッド機能を実現します。
室内空間の魅力は継続され、「ルーミー」の名前通りの広々空間が維持されます。十分な頭上・足元スペース、見直されたシートデザインで長時間ドライブも快適。充実した収納スペースと日常使いに便利な工夫が満載されており、利便性の面でも大きく進化しています。
トヨタ内でのルーミーのポジションは「ヤリスより広く、シエンタより安く」という立ち位置であり、次期型でもその位置づけは維持される見込みです。価格帯の予想は複数の情報源から異なる数字が出ていますが、ガソリンモデルは約160万円~230万円の範囲内、ハイブリッドモデルは約200万円~240万円が想定されています。
一部情報では、基本装備に限定したベースグレードで150万円からのスタート価格を目指すという予想もあります。先進技術は上級モデルに限定し、売れ筋モデルはコスト重視で差別化を図る戦略の可能性があります。
グレード構成としては、X(ベース)系で約180万円~、G(中間)系で約200万円~、Z(上級)系でハイブリッド搭載の約220万円~が予想されています。Z系のハイブリッドグレードが目玉として新設される可能性が高くなっており、この上級グレードには全方位モニターや快適装備が充実される見通しです。
若干の価格上昇はありますが、ハイブリッド化による燃費向上や安全装備の充実を考えれば、依然として高い競争力とコストパフォーマンスを誇ると評価されています。
「新型が出るなら買い替えたい。でも今のモデルもまだ新しいし…」という方のために、現行型との比較を整理することが重要です。燃費性能で見ると、現行型は16~19km/Lに対して新型は28~30km/Lへ大幅向上。トランスミッションは4AT から CVT への切り替わり、安全装備はスマートアシストから最新のToyota Safety Senseへ進化します。
装備充実度も大きく異なり、現行型は必要最低限に対して新型はミニバン級の充実度を実現。特に注目すべきはリセール価値で、現行型が3年後50~55%程度なのに対して、新型は3年後65%以上を期待できるとみられています。安全性能と快適性に関しては大幅に進化するため、リセールや維持費を重視するユーザーほど新型がおすすめとなります。
新型を待つべき人は、燃費や安全性能を最優先したい層、将来のリセールバリューを意識したい層、モーター走行の静かさや滑らかさに興味がある層、子育て・送迎・介護などで毎日使う層です。一方、現行型を今買うべき人は、コストを重視したい層、早期の納車を希望する層、必要な装備が現行モデルで十分な層、在庫車両での即納・値引きメリットを活用したい層となります。
コスト優先であれば現行型を早期購入(在庫・即納車狙い)が戦略的ですが、性能重視であれば新型発表を待って検討することが得策です。新型登場まで待てない場合は、KINTOや残価設定クレジットを利用して現行モデルに一時的に乗り継ぐ方法も現実的な選択肢として挙げられます。
コベルコスティーラー公式サイト:2025年版トヨタ新型ルーミー徹底解説では、最新モデルの魅力を詳細に紹介しています。
プレミアムカーズライフ:ルーミーフルモデルチェンジ最新情報では、発売日・価格・スペック・燃費など包括的な情報を網羅しています。

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