アネスト岩田ターンパイク箱根の支払い方法は、大きく分けて3つあります。最も一般的な現金払いは、料金所で一旦停止して支払う方式です。硬貨を先に投入口に入れ、その後紙幣を重ねて投入する順序が決まっています。お釣りは硬貨と紙幣で異なる出口から出てくるため、受け取り忘れに注意が必要です。
クレジットカード払いは、VISA・Mastercard・JCB・AMEX・Dinersの主要カードに対応しており、サインレスで利用できます。この方法は特に小銭を持っていない場合や、クレジットカードのポイント還元を活用したい場合に便利です。
2022年3月28日から箱根小田原本線でETCX(ETC多目的利用サービス)が運用開始され、2025年3月1日からは湯河原峠料金所にも拡大しました。ETCXは従来のETCとは異なり、高速道路以外の有料道路でも利用できるETC技術を活用したキャッシュレス決済サービスです。
ETCXの最大の魅力は「ETCXでお得割」という利用頻度に応じた割引制度です。2024年7月の料金改定に合わせて導入されたこの割引は、普通車の場合、1回目は900円ですが、2~4回目は810円(10%割引)、5回目以降は730円(約20%割引)となります。二輪車の場合、1回目650円から、5回目以降は550円(約15%割引)まで低下します。年間5回以上の利用が見込まれる場合、この割引は大きなメリットになります。
ただし、ETCXを利用する際には料金所での一旦停止が必須です。高速道路のETCのようにノンストップ通過はできません。また、対象は箱根小田原本線のみで、箱根伊豆連絡線は割引対象外という点も押さえておきましょう。
2024年7月1日に実施されたターンパイクの料金改定は、約40年ぶりの料金値上げでした。普通車・軽自動車の箱根小田原本線の料金は730円から900円へ170円(23.3%)の引き上げとなりました。この値上げは、利用者の安全確保とインフラ長寿命化のための施設・設備の維持管理費を確保することが目的です。
箱根伊豆連絡線も同時に料金改定され、普通車は150円から200円への値上げとなっています。6月30日以前に購入した回数券は有効期間内なら使用可能ですが、7月1日以降は新料金を基にした回数券が販売されています。二輪車(125cc超)の料金も550円から650円(箱根小田原本線)への値上げが実施されました。
ターンパイクの営業時間は全線一律で5時30分から22時30分(最終入場時間22時00分)です。営業時間外の夜間は全線が完全に封鎖されるため、時間帯によっては利用できません。この営業時間の制限は、ドライブインや大観山スカイラウンジの営業時間とも連動しています。
料金所付近ではUターンができないという重要なルールも覚えておきましょう。一度ターンパイクに進入すると、Uターンして無限に走行することはできません。一定距離進んだ後に引き返すと、再度通行料金が発生するシステムになっています。複数の路線を利用する場合、両区間は独立しているため、料金は別々に支払う必要があります。
かつてターンパイクでは回数券が販売されていましたが、現在の主流はキャッシュレス決済です。ただし、ETCXは事前登録が必須で、クレジットカード会社が発行するETCカード、またはETCコーポレートカード、そしてETC車載器が必要です。登録費や年会費は無料で、登録後はメールアドレス、クレジットカード情報、ETCカード情報の入力で利用開始できます。
ETCXの会員登録サイト(https://etcx.jp)にアクセスして、必要情報を登録することで、複数の車両での使用も可能です。レンタカーやカーシェアの車両でも、登録済みのETCカードとETC車載器があれば利用できます。排気量125ccを超える二輪車でも利用可能で、バイク利用者にとっても便利なオプションです。
アネスト岩田ターンパイク箱根の公式サイト - 最新の料金表や営業情報を確認できます
ETCXの公式登録サイト - ETCXでお得割の事前申し込みができます
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