3年間ソニー損保を継続すると、インターネット割引だけで合計24,000円も損する可能性があります。
ソニー損保のインターネット割引は、公式ウェブサイトからお申込みをした場合に、保険料から一定額が差し引かれる割引制度です。代理店で手続きをする従来の保険とは異なり、申込手続きをすべてネット上で完結させることで、その分の人件費や手数料が保険料に還元される仕組みです。
新規契約の場合、インターネット割引額は12,000円です。さらに、無事故割引(2,500円)と証券ペーパーレス割引(500円)を組み合わせると、最大で15,000円の割引が受けられます。これはコンビニのコーヒー約150杯分に相当する金額で、家計へのインパクトは決して小さくありません。
割引は大きいですね。
ただし、注意点があります。インターネット割引が適用されるのはあくまで「公式ウェブサイトからの申込み」が条件です。電話で問い合わせた後、そのまま電話で申込みを完了させてしまうとインターネット割引は一切適用されません。問い合わせ自体は電話でも問題ありませんが、最終的な契約手続きは必ずウェブサイト上で行うことが必須条件です。
手続きの流れさえ守れば問題ありません。
また、2024年1月1日以降が保険始期日となる契約から、新規インターネット割引額が従来の10,000円から12,000円に拡大されました。この改定は、インターネット申込を積極的に利用するユーザーにとっては朗報です。ソニー損保の公式ニュースリリースでも「安心をもっと安く提供するための施策」として発表されており、今後もネット完結型の利便性はますます向上していく方向性が見えます。
つまり今がもっとも割引恩恵を受けやすいタイミングといえます。
参考:2024年1月からの新規インターネット割引額改定について
ソニー損保ニュースリリース「新規インターネット割引額を12,000円に拡大」
ソニー損保を使い続けているユーザーから「2年目から保険料が高くなった」という声が上がることがあります。これはインターネット割引の額が年数とともに段階的に下がる仕組みが原因です。
割引額の変化をまとめると次のとおりです。
| 契約年数 | インターネット割引額 |
|---|---|
| 新規(1年目) | 12,000円 |
| 初回継続(2年目) | 8,000円 ※ |
| 3年目以降 | 4,000円 |
※新規契約でインターネット割引が適用されていなかった場合、2年目から4,000円割引となります。
2年目と3年目の差額を合計すると、1年目から3年目にかけてインターネット割引だけで8,000円も少なくなります。これは月額に換算すると約666円の差です。1年目と3年目を比べた場合、割引額の差は8,000円にのぼります。
痛いところですね。
この変化を知らずにいると「補償内容も変えていないのになぜ高くなるの?」と困惑することになります。実際にソニー損保の公式FAQにも「契約内容も変更していないのに、継続後の保険料が高くなっている」という質問が掲載されており、その主な原因の一つとして「インターネット割引額の変化」が挙げられています。
事前に知っているかどうかで大きく差が出ます。
3年目以降にインターネット割引が4,000円に落ち着いた後は、「継続割引」の存在が重要になります。ソニー損保の継続割引は1回目の継続で1%、2回目の継続で1.5%、3回目以降は2%の割引率が保険料に適用されます。たとえば年間保険料が60,000円の場合、3回目以降の継続割引は1,200円分のメリットになります。インターネット割引と継続割引を組み合わせた総合的な視点で、年ごとの保険料を比較することが賢い選び方の基本です。
参考:継続時のインターネット割引と年数による変化
ソニー損保 用語集「インターネット割引」
車好きな人ほど走行距離の管理に神経を使うものですが、その意識を保険料の節約にもつなげられるのがソニー損保の「くりこし割引」です。この割引はダイレクト型保険の中でもソニー損保独自の強みとして高く評価されています。
くりこし割引の仕組みは、保険期間中に実際に走行した距離が「契約距離区分の上限キロ数を1,000km以上下回った場合」に、その差額保険料を翌年の保険料から割引くというものです。たとえば年間8,000kmの区分で契約していたにもかかわらず、実際には6,500km(差額1,500km)しか走らなかった場合、その1,500km分の差額が翌年の保険料に充当されます。
これは使えそうです。
注意点として、くりこし割引は「返金」ではないという点があります。走らなかった分が現金で戻るわけではなく、翌年の保険料に充当される形です。また、解約した場合や他社に乗り換えた場合は、くりこし割引の恩恵が消えてしまいます。解約・乗り換えを検討するタイミングとして、くりこし割引が翌年に多く残っているケースでは特に注意が必要です。
乗り換えを考えるなら走行距離のくりこし残高も必ず確認するのが原則です。
インターネット割引とくりこし割引を両立させる理想的な方法として、まず契約時に年間走行距離をやや低めに見積もることが挙げられます。ただし、設定した区分を大きく超えてしまうと差額保険料の支払いが必要になります。ソニー損保では「こえても安心サービス」という特約があり、これを付加しておけば走行距離超過時も補償が継続されるため、車を走らせる機会が多い方は確認しておく価値があります。
参考:くりこし割引の詳細と仕組み
ソニー損保公式「走行距離に応じた保険料・くりこし割引について」
インターネット割引単体の効果はもちろんですが、ソニー損保にはほかにもいくつかの割引制度があり、組み合わせることで保険料をさらに圧縮できます。ここでは特に車好きの方が活用しやすい割引を整理して紹介します。
まず「無事故割引」は、1年以上の前契約があり、その保険期間中にノーカウント以外の事故がない場合に2,500円が割引かれます。日頃から安全運転を心がけているドライバーにとっては、自然と適用条件を満たしやすい割引です。
次に「ゴールド免許割引」です。保険始期日時点で記名被保険者の免許証がゴールドであれば、割引が適用されます。割引率は約13%(2025年12月31日以前の始期日の契約の場合)とボリュームが大きく、年間保険料が60,000円なら7,800円分の削減効果があります。ゴールド免許は更新まで最長5年間有効なため、一度取得してしまえば長期間の恩恵を受け続けられます。
免許の色は確認しておく価値があります。
「運転者限定割引」も見逃せません。記名被保険者のみが運転する契約にすれば7%割引、配偶者との2名限定でも5%割引となります。たとえば1台の車を自分1人しか使わないという方は、限定設定にするだけで年間数千円の節約になります。
「ASV割引(自動ブレーキ割引)」は、近年の車好きには特に注目の割引です。自動ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)が搭載されている車で、かつ発売から約3年以内の新しめの車種であれば9%の割引が適用されます。新型車を購入した直後や、最新のASV機能搭載車に乗り換えた方にとっては、インターネット割引と合わせることで大幅な節約が可能です。
これらを組み合わせた節約効果は合計で2万円を超えることもあります。
| 割引の種類 | 割引額・割引率 | 主な適用条件 |
|---|---|---|
| インターネット割引(新規) | 12,000円 | ウェブサイトから申込み |
| 無事故割引 | 2,500円 | 前契約が1年以上かつ無事故 |
| 証券ペーパーレス割引 | 500円 | 証券発行不要を選択 |
| ゴールド免許割引 | 約13% | 記名被保険者がゴールド免許 |
| 運転者限定割引 | 5〜7% | 運転者を本人(+配偶者)に限定 |
| ASV割引 | 9% | 自動ブレーキ搭載・発売3年以内 |
| くりこし割引 | 差額保険料分 | 走行距離が1,000km以上少なかった場合 |
参考:ソニー損保の各種割引制度の全体像
ソニー損保公式「おトクな割引」一覧ページ
インターネット割引を確実に受け取るには、申込の手順とタイミングを正しく理解しておく必要があります。知らないままだと割引を受け損なうケースがあるため、ここでしっかり整理しておきましょう。
まず前提として、インターネット割引は「ソニー損保の公式ウェブサイトから申込みを完結」させることが絶対条件です。電話での問い合わせ自体は問題ありませんが、そのまま電話口で申込みまで完了させてしまうと割引が適用されません。「電話で詳しく説明を聞いてから、ウェブサイトで契約」という流れが正解です。
手順が正しいことが条件です。
申込のタイミングについては、インターネットから申込みができるのは「保険始期日の前日まで」が目安となっています。また、最短で翌日から補償が開始されるため、現在の保険の満期が近い方でも間に合います。特に現在の保険が他社の場合は、満期日ぎりぎりに慌てて電話で契約するのではなく、数日前からウェブサイトで手続きを完了させておく余裕を持つことが大切です。
余裕を持った手続きが得策です。
「マイページ新規申込割引」という制度も見逃せません。ソニー損保にすでに別の車で加入している方が、マイページ経由で2台目以降を新規契約すると1,000円の追加割引が受けられます。家族で複数台を持つ方や、バイクと車を両方保有する方は確認しておきたい割引です。
なお、継続契約時もインターネット割引を受け続けるためには、継続のお申込みもウェブサイト(マイページ)から行うことが必要です。「継続案内が届いたから自動更新だろう」と放置してしまうと、インターネット割引が適用されないケースがあります。毎年、更新時期が近づいたらマイページでの手続きを忘れずに行う習慣をつけると安心です。
更新のたびにマイページ操作が必要というのが基本です。
また、月払い(分割払い)で契約している場合は、インターネット割引が毎月の支払額から均等に差し引かれる形になります。年間の割引総額は変わりませんが、月々の支払いではやや少額の削減感になるため、年間トータルで計算して割引効果を把握しておくとよいでしょう。
参考:ソニー損保の公式申込手順の詳細
ソニー損保公式「自動車保険の契約手続の流れ」