日産の大型SUVパスファインダーの新型モデルが海外で好調な売れ行きを見せる中、日本での発売可能性はあるのでしょうか？
4ランナー内装の魅力と最新グレード別装備完全ガイド
新型4ランナーの内装は洗練されたデザインと機能性を両立し、グレード別に豊富な装備を展開しています。最新テクノロジーから快適装備まで、その魅力を徹底解説します。あなたの理想の4ランナーはどのグレードでしょうか？
新型4ランナーの内装デザインは、「操作が簡単で、現代的な洗練さと優れた信頼性の純粋なバランスを実現する、機能的なインターフェイスを備えた車両」というコンセプトのもと開発されています。デザインチームは理想的なインテリアデザインを実現するために細心の注意を払い、外装のデザインを引き継いだ直線主体の洗練された機能美を表現しています。
従来モデルと比較して、センター側ダッシュボードはすっきりとした印象になり、カーナビもダッシュボード埋め込み型から上部装着のマルチメディアタッチパネルディスプレイに進化しました。助手席側ダッシュボードには「TOYOTA」のロゴが配置され、トレイルハンター仕様では専用ロゴが装着されるなど、グレード別の差別化も図られています。
シフトレバーはノブ形状から角型のゴツイ持ち手に変更され、よりタフな印象を演出しています。これらの変更により、4ランナーは機能性とデザイン性を両立した、現代的なSUVインテリアを実現しています。
4ランナーには新しい8インチまたは14インチサイズのマルチメディアタッチスクリーンを備えたトヨタの最新テクノロジーが採用されています。このシステムはテキサスに本拠を置くトヨタのコネクテッドテクノロジーチームによって設計され、現代のドライバーのニーズに応えています。
メーターパネルについては、下位グレードでは7インチ、上位グレードには12.3インチのデジタルパネルが搭載されており、グレードに応じた差別化が図られています。ワイヤレスApple CarPlayおよびAndroid Autoとの互換性をサポートしており、スマートフォンとのシームレスな連携が可能です。
さらに、出力が強化されたQiワイヤレス充電パッドやUSB-C充電ポートなど、現代に必要な装備も充実しています。プッシュボタンスタート含むスマートキーシステムが全グレードに標準装備されており、サルーンにも劣らぬ快適性や利便性が約束されています。
4ランナーのシート素材は、グレードによって多様な選択肢が用意されています。SR5グレードではファブリックシートが基本となりますが、プレミアム仕様ではレザーシートが装備されます。TRDオフロードプレミアムでも同様にレザーシートが標準装備となっており、上質な座り心地を提供します。
インテリアカラーについては、グレー基調やブラック基調など、モデルやグレードにより複数種類が設定されています。特に注目すべきは、赤い縫い目のテクニカル迷彩柄シートなど、スポーティーなデザインも選択可能な点です。
座席やハンドルにはオプションでヒーティング機能が設定でき、前席にはさらに空調機能も設定可能です。これらの快適装備により、厳しい気候条件下でも快適なドライビングを楽しむことができます。最上級のプラチナグレードでは、ヒーター付き2列目シートも装備され、後席の乗員も快適に過ごせる配慮がなされています。
4ランナーの内装で特筆すべきは、アウトドア活動に特化した装備の充実です。レジャーで効果を発揮する2400WにのぼるACインバーターが搭載されており、キャンプ場での電源確保に威力を発揮します。この大容量インバーターにより、様々な電化製品を車内で使用することが可能になります。
音響面では、「JBL Flex ブルートゥーススピーカー」が搭載されており、取り外し可能な設計となっています。車外でキャンプをする際にも持ち出して使用できるため、アウトドアシーンでの利便性が大幅に向上しています。
VENTURE SPECIAL EDITIONでは、YAKIMAのルーフラックが標準装備されており、アウトドアギアの積載能力が向上しています。サンルーフも標準装備されているため、開放感のあるドライビングを楽しむことができます。これらの装備により、4ランナーは単なる移動手段を超えた、アウトドアライフのパートナーとしての役割を果たしています。
4ランナーの内装で見逃せないのが、その優れた収納力と実用性です。貨物取扱量は、フロント/リア席の後ろで89.7/47.2立方フィートを確保しており、大型の荷物も余裕で積載できます。プラットフォームをスライド付きにした場合でも88.8/46.3立方フィートの容量を維持しており、使い勝手の良さが際立っています。
3列シート仕様では、フロントシートの後ろ/2列目/3列目で88.8/46.3/9.0立方フィートの配分となっており、乗員数に応じた柔軟な使い分けが可能です。座席数は標準で5名、3列目装着時は7名まで対応しており、ファミリーユースにも適しています。
特に注目すべきは、リアドアガラスの開閉機能です。この機能はハイラックス時代から受け継がれており、ウインドウガラスが電動で上下できる機能が残されています。これにより、荷物の出し入れが非常に便利になっており、4ランナーならではの実用性を発揮しています。また、牽引能力は4700ポンドを誇り、トレーラーやボートの牽引にも対応できる本格的な性能を備えています。