ハスラーターボの最大の魅力は、そのパワフルな走行性能です。658cc 3気筒ターボエンジンは、最高出力64PS、最大トルク10.0kg-mを発揮し、1~1.2Lエンジン車に匹敵する力強い走りを実現しています。
特筆すべきは、2,000~4,000rpm付近での優れた駆動力です。従来の軽自動車ターボモデルによく見られた、アクセルを踏んでからの「タイムラグ」も少なく、スムーズな加速が特徴です。
街乗りはもちろん、高速道路での追い越しや山道の登坂でも余裕のある走りができるため、休日のレジャーにも最適なモデルといえます。
ターボモデルとNA(自然吸気)モデルの最大の違いは、やはり動力性能です。最大トルクはターボモデルが1.7倍も高く、特に坂道や高速道路での走行時に大きな差が出ます。
価格差は約9.5万円ですが、ターボモデルには以下の装備が標準で付属します:
これらの装備価値を考慮すると、実質的な価格差は約6.5万円程度。パワフルな走りを求める方には、十分な価値があるといえるでしょう。
燃費性能は、多くのドライバーの皆さんが気になるポイントですよね。ハスラーターボの実燃費について、実際のオーナーの声を交えながら詳しく見ていきましょう。
カタログ燃費では、2WDモデルで22.6km/L、4WDモデルで20.8km/Lという数値が公表されています。これは軽自動車のターボモデルとしては、かなり優秀な数値といえます。
実際の走行では、街乗り中心で17〜19km/L程度、高速道路では15〜16km/L程度という声が多く聞かれます。ターボエンジンの力強さを考えると、十分納得できる実燃費と言えるでしょう。
あるオーナーの方は「休日のドライブで山道を攻めても16km/L以上をキープできる」とコメントしており、パワフルな走りと燃費の両立を実現している点を評価しています。
ハスラーターボモデルには、快適なドライブをサポートする装備が充実しています。
特筆すべきは、全車速追従機能付きアダプティブクルーズコントロールが標準装備されている点です。高速道路での長距離ドライブも、より快適に楽しめるようになりました。
室内の静粛性も高く評価されており、「思っていた以上に静かで落ち着いて運転できる」というオーナーの声も。高速道路での巡航時も、会話を楽しみながらドライブを楽しめます。
インテリアデザインにもこだわりが感じられ、特にJスタイルⅡでは落ち着いた大人っぽい雰囲気を演出。休日のドライブが待ち遠しくなるような空間づくりが実現されています。
維持費の面でも、ハスラーターボは経済的です。
軽自動車ならではの低い税金や保険料に加え、ターボエンジンながら一般的な軽自動車と変わらないメンテナンス費用で済むのが特徴です。
定期点検の基本費用は年間2〜3万円程度。タイヤ交換などの消耗品費用も、15インチタイヤを採用しているため、一般的な軽自動車と同等レベルに抑えられています。
燃費も優れているため、月々のガソリン代も気になりません。あるオーナーは「通勤で毎日50kmほど走っていますが、月のガソリン代は8,000円程度で済んでいます」と話しています。