ワイドビューひだ時刻表で快適移動|停車駅・料金・座席予約情報

飛騨高山や下呂温泉への旅行を計画中ですか?特急ワイドビューひだの時刻表から料金、座席選びまで、自動車でお出かけする方にも役立つ鉄道旅行情報を詳しく解説します。車と列車のどちらが便利なのでしょうか?

ワイドビューひだ時刻表と停車駅

この記事で分かること
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時刻表と運行本数

名古屋から高山方面は1日10本以上運行。午前中は1時間に1本、午後は2時間に1本のペースで便利に利用できます

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座席の種類と予約方法

自由席・指定席・グリーン車の3種類があり、景色の良い座席やお得な予約方法をご紹介します

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車での移動との比較

所要時間や費用、快適性の違いを比較。旅のスタイルに合った移動手段が選べます

ワイドビューひだの時刻表と運行ダイヤ

特急ワイドビューひだは、名古屋駅から高山駅、富山駅を結ぶJR東海の主要特急列車として、1日10本以上の定期列車が運行されています。名古屋駅発は朝7時台から夜20時台までおおむね1時間に1本の頻度で運行されており、午前中は特に本数が多く設定されています。最新の時刻表はJRおでかけネットやジョルダンなどの時刻表サイトで確認でき、平日と休日でダイヤが異なる場合があるため、旅行前には必ず最新情報をチェックする必要があります。
参考)区間時刻表

名古屋から高山までの所要時間は約2時間30分で、主要な観光地である下呂温泉へは約1時間30分程度でアクセスできます。列車は岐阜駅で進行方向が変わるという特徴があり、岐阜駅までは後ろ向きで進行しますが、岐阜駅以降は前向きになるため、座席の向きを気にする方は事前に確認しておくとよいでしょう。
参考)ワイドビューひだはグリーン車に乗るべき!座席の違いは?

大阪方面からは1日1往復のみ直通便が運行されており、JR大阪駅から高山駅まで約4時間20分、乗り換えなしでアクセスできる便利なルートとなっています。この直通便は大阪駅11番線から午前8時頃に出発し、京都、草津、米原、大垣を経由して岐阜駅で名古屋方面からの車両と併結する運行形態をとっています。
参考)https://allabout.co.jp/gm/gc/63213/

ワイドビューひだの停車駅一覧と所要時間

特急ワイドビューひだの停車駅は、すべての列車が停車する主要駅と、一部の列車のみが停車する駅に分かれています。すべての列車が必ず停車する駅は、岐阜駅、美濃太田駅、下呂駅、高山駅の4駅です。これらの駅は観光地としても人気が高く、特に下呂駅は日本三名泉の一つである下呂温泉の玄関口として多くの観光客が利用しています。
参考)【名古屋⇒下呂温泉】特急「ワイドビューひだ」の格安チケット4…

一部の列車のみが停車する駅には、尾張一宮駅、鵜沼駅、白川口駅、飛騨金山駅、飛騨萩原駅、飛騨小坂駅、久々野駅などがあり、利用する列車によって停車駅が異なります。名古屋駅から各主要駅までの所要時間は、岐阜駅まで約20分、美濃太田駅まで約50分、下呂駅まで約1時間30分、高山駅まで約2時間30分となっています。
参考)東京から高山へのアクセス徹底比較|新幹線・バス・飛行機のおす…

高山から富山方面へは1日4往復が運行されており、飛騨古川駅、猪谷駅、越中八尾駅、速星駅などを経由して富山駅に到着します。停車駅の詳細や各駅の発着時刻は、NAVITIMEの特急時刻表やジョルダンの時刻表検索で路線別に確認することができ、乗車日に合わせた正確な情報を入手できます。
参考)https://www.navitime.co.jp/diagram/timetable?node=00008576amp;displayLine=00000028amp;updown=1

ワイドビューひだの料金体系と割引きっぷ

特急ワイドビューひだの料金は、乗車券に加えて特急料金が必要となり、座席の種類によって金額が異なります。名古屋駅から高山駅までの料金は、自由席が約5,510円、指定席が約6,030円、グリーン車が約8,260円となっており、指定席と自由席の差額は約520円程度です。自由席は指定席より安価ですが、繁忙期や週末は混雑することがあるため、確実に座りたい場合は指定席の予約がおすすめです。
参考)名古屋から高山へのベストな交通手段3選!【電車・バス・車】

大阪駅から高山駅までの直通便を利用する場合、指定席で約8,650円となり、新大阪駅から新幹線で名古屋経由で行く場合の約11,310円と比較すると約2,660円安くなります。ただし、直通便は所要時間が約40分長くなるため、時間と費用のバランスを考慮して選択することが重要です。
参考)【大阪ひだ】大阪⇔岐阜・下呂・高山を3500円お得に乗るテク…

お得なきっぷとしては、「JR+宿泊セットプラン」や「ひだ号富山往復割引きっぷ」などがあり、通常料金よりも大幅に安く利用できる場合があります。例えば名古屋から下呂温泉へ1泊する場合、通常きっぷで往復すると大人2人で約29,000円かかりますが、JR+宿泊セットプランを利用すると約24,000円となり、約5,000円の節約になります。これらの割引きっぷは、JR東海の公式サイトや旅行代理店で予約できるため、旅行計画の際には必ず確認してみましょう。
参考)特急ひだの予約方法は? 特徴や時刻表、料金体系、お得なきっぷ…

ワイドビューひだの座席選びと予約のコツ

特急ワイドビューひだで快適な旅を楽しむには、座席選びが非常に重要です。名古屋から高山方面へ向かう場合、景色が良い座席は進行方向右側のCまたはD席で、川沿いの美しい風景を楽しむことができます。特にグリーン車の先頭座席は電車でGOのような前方展望を楽しめる大人気の席となっており、子供連れの家族にも喜ばれています。
参考)「特急ひだ」おすすめ座席ガイド|景色・快適さ・予約のコツまで…

座席の予約は乗車日の1ヶ月前の午前10時から開始されるため、人気の窓側席やグリーン車を確保したい場合は、予約開始時刻ぴったりに予約することが鉄則です。スマートEXやえきねっとなどのオンライン予約サイトを利用すれば、事前受付機能で午前10時に自動予約してくれる設定も可能です。窓口での予約なら「窓側」「進行方向向き」「静かな席」など細かくリクエストできるメリットがあります。
参考)https://hobohibi.com/%E3%80%90%E7%89%B9%E6%80%A5%E3%81%B2%E3%81%A0%E3%80%91%E3%81%8A%E3%81%99%E3%81%99%E3%82%81%E5%BA%A7%E5%B8%AD%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89%EF%BD%9C%E6%99%AF%E8%89%B2%E3%83%BB%E5%BF%AB%E9%81%A9%E3%81%95/

直射日光を避けたい場合は、朝はD席の窓側、夕方はA席の窓側に日光が当たりやすいことを知っておくとよいでしょう。また、グリーン車を選ぶ場合、指定席との差額は約2,000円程度ですが、座席の広さやリクライニング角度、フットレストの質などが大きく異なり、2時間半の乗車時間を考えると非常にお得だと感じる利用者が多いです。予約サイトによっては座席表から選べる機能があるため、それらを活用して最適な座席を選びましょう。
参考)特急ひだグリーン車の料金と座席の快適さを徹底解説!

ワイドビューひだと自動車での移動を比較

名古屋から高山への移動手段として、特急ワイドビューひだと自動車での移動を比較すると、それぞれにメリットとデメリットがあります。特急ワイドビューひだを利用する場合、所要時間は約2時間30分で、自由席なら片道約6,000円、往復で約12,000円の費用がかかります。一方、自動車で移動する場合、東海北陸自動車道を利用して約2時間30分~3時間程度で到着しますが、高速道路料金とガソリン代を合わせると片道約3,000~4,000円程度の費用が見込まれます。
参考)高速道路料金・ルート検索 - NAVITIME

自動車での移動は、自由な時間設定や途中の観光スポットへの立ち寄りが容易という大きなメリットがあります。白川郷や郡上八幡など、列車ではアクセスしにくい場所にも気軽に訪れることができます。複数人で移動する場合は、1人あたりの費用を抑えられるため、3~4人のグループ旅行では自動車の方が経済的です。​
しかし、特急ワイドビューひだには自動車にはない快適性があります。運転の疲労がなく、車窓からの景色を存分に楽しめるだけでなく、移動中に読書や食事、休憩が自由にできます。また、冬季の積雪時には自動車の運転リスクが高まりますが、列車なら安全に移動できる点も大きな利点です。ただし、大雨や台風、積雪時には特急ひだも運休しやすいため、悪天候時の旅行では事前の運行情報確認が必須となります。
参考)大阪から高山へのベストな交通手段3選!【電車・バス・車】

ワイドビューひだのグリーン車と普通車の違い

特急ワイドビューひだのグリーン車は、普通車と比較して約2,000円の追加料金で利用できますが、その快適性の違いは非常に大きいと評価されています。グリーン車の最大の特徴は座席の広さで、普通車が4列シートであるのに対し、グリーン車は3列シートで1人掛けの席も用意されています。座席幅は普通車よりも約1.2倍広く、前後の間隔も十分に確保されているため、足を目一杯伸ばすことができます。​
リクライニング角度もグリーン車の方が大きく倒すことができ、前の人が目一杯倒しても後ろの人はそこまで気にならないという設計になっています。フットレストも普通車のプラスチック製とは異なり、柔らかいカーペットのような素材で足を置きやすく、長時間の乗車でも疲れにくい作りです。さらに上部にライトが設置されており、肘掛にはテーブルも付いているため、読書や軽食を取る際にも便利です。​
グリーン車では人が少なく静かな環境で過ごせるため、落ち着いた気分で旅を楽しみたい方に最適です。ただし、車内販売やWi-Fi、電源コンセントは普通車・グリーン車ともに基本的に提供されていないため、飲み物や軽食は乗車前に準備し、モバイルバッテリーを持参することをおすすめします。グリーン車が先頭車両となる名古屋から高山方面の便では、前方展望を楽しめるという特別な体験もできるため、景色を重視する方にはグリーン車が強く推奨されます。​