当選しても何もしないと、支払ったギルの50%がそのまま消えます。
FF14のハウジング抽選は、パッチ6.1(2022年4月)から導入された土地購入システムです。それ以前は早いもの勝ちのクリック合戦だったため、回線速度や居住地域によって勝負にすらならないプレイヤーが続出していました。
抽選制への移行後は、より公平な購入機会が提供されるようになっています。
仕組みはシンプルで、「応募期間5日間+結果発表期間4日間」の合計9日間を1サイクルとして、繰り返し行われます。購入者が決まるまで、このサイクルが延々と続く仕組みです。
応募期間中にサインボードを操作し、土地の代金全額を先払いしてエントリーします。その後、結果発表期間に入ったら同じサインボードへ再度アクセスし、当落を確認する流れです。
🗓️ 抽選サイクルのまとめ。
| フェーズ | 期間 | やること |
|---|---|---|
| 応募期間 | 5日間 | サインボードから代金を支払い応募 |
| 結果発表期間 | 4日間 | サインボードで当落確認・手続き |
スケジュールは全ワールド・全ハウジングエリア共通です。つまり、応募期間であればどのエリアのどの土地にも(条件を満たしていれば)参加できます。
参考として、有志プレイヤーが整理した最新の抽選スケジュールカレンダーが公開されています。
FF14 ハウジング抽選販売スケジュールカレンダー&地図(パママ)
応募が完了すると、結果が出るまで応募済みの土地への追加応募や変更はできません。これが基本です。
抽選に参加するには、いくつかの条件を満たす必要があります。知らずに後回しにすると、いざ応募しようとしても参加できないという事態になるので注意が必要です。
個人宅の場合の主な参加条件はこのとおりです。
- いずれかのクラスがレベル50以上
- グランドカンパニーの階級が少甲士(黒渦団)・少牙士(双蛇党)・少闘士(不滅隊)以上
- 同一サービスアカウント内の別キャラクターが、同ワールドの土地をすでに所有していないこと
条件はここで終わりではありません。エリアごとにさらなる条件がある点も重要です。
エンピレアム(イシュガルド居住区)へ応募するにはメインクエスト「最期の咆哮」のコンプリートが必要で、シロガネ(クガネ居住区)は「大洋を征く」のコンプリートが前提となります。拡張パックのプレイ権も別途必要です。
また、区画はFC用と個人用に明確に分けられています。
日本DCの場合、1区〜6区がFCのみ、21区〜24区と30区が個人のみ、7区〜20区・26区〜30区の多くがFC・個人共用という構成です。エーテライトプラザの居住区選択画面に表示されるアイコンで用途が確認できるので、事前に把握しておきましょう。
1サービスアカウントで購入できる個人宅は、1ワールドにつき1区画が上限です。
FC用は1つ、個人用は1つ、という形でそれぞれ所有できます。アパルトメントの部屋はこの制限には含まれないため、アパルトメントに住んでいる状態でも個人宅の抽選に応募できます。これは意外と知られていない点です。
公式の土地追加・購入ガイドも、参加前に一度目を通しておくことをおすすめします。
土地追加・購入ガイド | FINAL FANTASY XIV, The Lodestone(公式)
結果発表期間が来たら、応募した土地のサインボードへ直接足を運ぶ必要があります。サインボードを操作しないと、何も起きません。
当選していた場合は、その結果発表期間の4日間のうちに購入手続きを完了させてください。期限を過ぎると購入権利を失います。
⚠️ ここが最重要ポイントです。
当選したにもかかわらず期限内に購入しなかった場合、応募時に支払ったギルの50%がペナルティとして没収されます。
たとえば、Lサイズの土地(最大で約5,000万ギル以上の高額物件もある)に応募して当選しながらうっかり手続きを忘れた場合、損失は数千万ギル規模になりえます。ログインできない日程と結果発表期間が重ならないよう、スケジュールを必ず確認しておきましょう。
半額没収は痛いですね。
落選していた場合は、全額返金されます。ただし、こちらにも期限があります。「結果発表期間終了時から90日以内」にサインボードで確認・回収しないと、ギルが消滅します。
90日というのはおよそ3ヶ月と少しの猶予ですが、ゲームにログインしない期間が続くと忘れがちになるポイントです。
落選ギルは90日が期限です。
また、引越しで当選した場合は、旧居の土地代金の約15%が返還されるという仕組みもあります。大型の土地から引っ越す際はまとまった返還があるので、引越しのタイミングで活用できます。
引越し後の返還制度も覚えておけばOKです。
個人宅の場合、1アカウント1キャラクター1ヵ所のみという応募制限があるため、確率を上げる手段は基本的に「倍率の低い土地を狙う」に絞られます。
サインボードには応募期間中に現在の応募人数が表示されるため、それを見て判断できます。競争率93倍(93人応募)の土地で当選したプレイヤーの事例も報告されているほど、人気エリアのLサイズは激戦区です。
一方、FCハウスの場合は異なる戦略が取れます。
FCに加入してから30日以上経過したメンバーは、それぞれ同じ土地に対して個別に応募できます。つまり、対象のメンバーが5人いれば同一土地に5口の申請が入ることになり、当選確率は実質5倍近くになります。
このFCメンバー複数応募戦略が使えるのはFCハウスのみです。個人宅には適用できません。
また、複数の土地・複数のメンバーで当選した場合は、いずれか1ヵ所を選んで購入し、残りはキャンセルとなります。キャンセルになった当選分はペナルティ対象になるため、どの土地に集中するか事前にFCメンバーで話し合っておくことが重要です。
計画的に動くのが条件です。
FC加入から30日未満のメンバーは応募に参加できない点にも注意が必要です。新規加入メンバーがいても、30日のウェイティングを経てから抽選に参加することになります。
倍率の低い土地を探す際には、有志が運営するハウジングデータベースサイトも活用できます。エリア・サイズ・応募状況を横断的に比較できるため、効率的な情報収集に役立ちます。
FF14ハウジング抽選スケジュールと地図が確認できるパママのデータベース
「どのエリアにするか」は当選確率に直結するにもかかわらず、後回しにされがちな問題です。
各居住区には明確な人気の差があり、プレイヤー間の調査によるとミスト・ヴィレッジが最も人気が高く、次いでラベンダーベッド、シロガネ、ゴブレットビュートという順が一般的とされています。エンピレアムは解放条件が比較的厳しいこともあり、他エリアに比べて応募人数が少ない傾向があります。
つまり、当選確率を最優先に考えるなら、エンピレアムやゴブレットビュートの不人気番地が狙い目です。
サイズについても同様です。Lサイズは内装家具が400個まで設置可能、庭具はMサイズが上限30個・Sサイズが上限20個と設置数に差があるため、拡張性を求めるプレイヤーにとってLサイズの需要は高くなります。当然、競争率も跳ね上がります。
ここで見落とされがちなのが、「引越し戦略」です。
すでにSサイズのハウスを所有しているプレイヤーが、より大きいMやLサイズに引越す場合、空きが出るのは自分のSサイズです。つまり、引越しをするプレイヤーが多い時期(新エリア追加やパッチ直後)は、既存エリアにS・Mサイズの空きが生まれやすくなります。
🏡 エリア別の特徴まとめ。
| エリア | 雰囲気 | 解放条件の目安 | 競争率の傾向 |
|---|---|---|---|
| ミスト・ヴィレッジ | 港町・南国 | リムサ・ロミンサ系MSQ | 非常に高い |
| ラベンダーベッド | 森・ヨーロッパ調 | グリダニア系MSQ | 高い |
| ゴブレットビュート | 砂漠・中東調 | ウルダハ系MSQ | やや低め |
| シロガネ | 和風・海辺 | 紅蓮MSQ必要 | 中程度 |
| エンピレアム | 雪山・ヨーロッパ上層 | 蒼天MSQ必要 | 比較的低め |
こうしたエリアの特性を把握した上で、「景観よりも当選優先でまず土地を確保してから引越しを狙う」という段階的なアプローチをとるプレイヤーも少なくありません。
まず手に入れることが先決です。
サイズやエリアを絞りすぎると何十回と落選を繰り返す可能性があります。当選確率のデータとして、ある熟練プレイヤーは96回応募して7回当選(当選確率約7.3%)という記録を残しています。人気エリアのLサイズともなると、1%台の当選確率になることも珍しくありません。
長期戦を覚悟した上で、エリア・サイズの優先度を柔軟に設定することが、最終的に夢のマイハウスをつかむための現実的な戦略といえます。